4 OSのインストール

@まずFDISKから
 BIOS設定も終わり、フロッピーから起動できるようになった(最初からそうなっていた)ので、Windows98起動ディスクで再起動。まずはFDISKからです。今回はシステム起動のCドライブに8MB、データ用のDドライブに12MBということにしました。ずっとPC98シリーズを使ってきたので、領域の確保がちょっと違います。しかし、Linuxに挑戦するべく中古で買ったFMV(今回バラバラにされたが)を使ってDOSのFDISKとLinuxのFDISKを経験していたので、今回はとまどうこともありませんでした。
AWindows98
 FDISKが終了してシステムを再起動。まずはWindows98(UpGrade版)をクリーンインストールするべくCドライブのFORMATをします。その後起動ディスクから必要なファイルをコピーして、いよいよHDDから起動です。私は起動ディスクの中身を全部コピーしていますが、必要のないものもあると思います。要はCD-ROMが認識できればいいのです。なお、起動ディスクの「config.sys」と「autoexec.bat」ではRAMDISKを作成してしまうので、その部分は書き換えた方がよいでしょう。HDDから起動する前に、「edit.exe」などで直しましょう。
 HDDから起動したら、Windows98のCD-ROMをドライブに入れてSETUPを開始しましょう。CD-ROMの中のルートにある「setup.exe」ではなく、「win98」フォルダ内の「setup.exe」です。途中でWindows95の確認をされますから、そのときだけWindows95のCD-ROMと交換します。
 なお、UpGarade版ではなく、Products版の場合は付属のフロッピーとCD-ROMを入れて起動すれば、面倒なことを一切しなくてもインストールされます。
BいつものHdBench
 さて、ここでまたいつものベンチマークテストです。常に比較したいと思っているので、新しいバージョンを使わずに、HdBench2.61で行いました。結果は下の通りですが、やはりVideoCardの性能差が歴然としています。何か設定方法があるのかもしれませんが、DD以外は初代のMillennium(Xv13付属)よりも低い値です。今後の課題とします。
 メインマシンはAthlon (Thunderbird) の800MHzで、今回はPentiumIII (Coppermine) の800MHzということで、CPU自体の性能差に興味がありましたが、浮動小数点でAthlon有利と出ました。他のベンチマークテストを使わなければ詳しいことはわかりません。
★ ★ ★ HDBENCH Ver 2.610 ★ ★ ★ 
使用機種  SupraGA80(OriginalModel) 
Processor Pentium II 797.3MHz [GenuineIntel family 6 model 8 step 6] 
解像度 1024x768 65536色(16Bit) 
Display Matrox Millennium G200 AGP
Memory 129,988Kbyte
OS Windows 98
4.90 (Build: 3000) 
Date 2001/ 1/12 19:21

HDC = VIA Bus Master PCI IDE Controller
HDC = Primary IDE controller (dual fifo)
HDC = Secondary IDE controller (dual fifo)

A = GENERIC NEC FLOPPY DISK 
C = IBM DTLA307020 
Q = LITEON CD-ROM LTN403L Rev FOZ1
ALL Text Scroll DD Read Write Memory Drive
31239 64718 51337 31427 9465 18262 220 37 35554 38934 41217 C:10MB
CWindows Millennium Edition
 さて、昨年予約までして購入したWindows Millennium Edition(期間限定UpGrade版)ですが、メインマシン以外にDOS/V機がなかったために全くの手つかずになっていました(98シリーズに非対応ということを忘れていた)。そこで、満を持して今回の自作機にインストールすることにしました。これはCD-ROMをドライブにセットするだけです。「Windowsを新しいバージョンにしますか?」と聞かれるので、「はい」を選ぶとあとは自動的にセットアップが開始されます。セットアップにかかる時間はあまり長くありません。Windows Meになって対応していないものもあると思いますが、アプリケーションをインストールしていない現時点では問題は起こっていません。
DLANの接続
 次にLANの接続です。我が家では現在3台のマシンがLAN接続されています。インターネット用のダイヤルアップルータを使ってのLANです。ケーブルは2部屋に通してあり、うち1部屋にはHUBをつないであります。メインの場所には2台(Endeavor Pro-700LXv13/W16改)つながっています。
 本体の設定は、Network Cardのドライバを設定するだけです。FMVにおまけのように付いていたボードですが、古めの機種なので、Windowsの中にドライバが入っていました。TCP-IPの設定等は何もすることがないので、あとはドライブの共有設定等をしてケーブルを接続するだけです。
Eインターネットも問題なし
 LANがきちんとつながったのだから当然ですが、インターネットも全く問題なしです。InternetExplorer5.5の使用感はまだわかりません。意識しなければ5.01と変わったようには感じません。
 これで、あとは手持ちのアプリケーションがきちんと動作するか確認できれば完成です。
F命名「Supra GA80」
 マシンが完成したので何か名前を付けなければと思い、かなり考えましたが良いものがなく、結局つい2ヶ月前まで乗っていた車の名前を付けました。この車は型式がGA80ということでちょうどPentiumIII/800にも合っています。ケースに貼るロゴマークも作成しました。(自作トップ参照)                       2001.1.14
 

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