PC-9821Xv13/W16のたどった道

 現在の我が家のメインマシンで、発売当初から5インチベイ×3、3.5インチベイ×2、PCI×3という拡張性により好評だった「Xv/W」です。特にR型番からW型番に変わり、グラフィックボードにMilleniumが搭載された点が大きいでしょう。その後しばらくして、MMX-Pentiumが登場してからは、改造のしやすさという点で高い評判を勝ち取り、「Oh!PC」をはじめとする各種雑誌にも取り上げられるようになり、何かと情報を得やすいマシンになりました。Pentium133と200の2機種が発売され、かなり迷いましたが、「Ap」のときの反省(DX2/66ではなくDX33のAsにしておけば良かった)をふまえて「Xv13」に決定しました(セカンドキャッシュの関係でかなり悩んだ)。このとき「Xv20」を購入していたら下に書いた「MMX化」はやらなかったでしょう。

◎Xv13の基本仕様
 
MMX233へ
電圧ジャンパをオープンにしたMVR−MX2(K6−2用)↓
MVR-MX2の改造で
 標準搭載のメモリが16MBということだったので、はじめはメモリを32MB増設し、48MBにするだけの変更で使っていました。それほど不便を感じていたわけではないのですが、「Oh!PC」の記事に「いじることが好きな性分」が刺激されて、ついにパワーアップを決意したのが1998年1月のことでした。不安におののきながらはんだゴテでMVR-MX2を改造し、MMX-Pentium233マシンへと生まれ変わったのでした。無事に「ピュッ」という音がしたときの感動は忘れられません。
 その時点でのHDbench結果は次の通りです。(残念なことにノーマルのベンチをとってなかった。)・・・Ver.2.45
ALL Text Scroll DD Read Write Cache Drive
12626 13387 14220 25275 10334 22566 371 10 2333 3415 21738 A:10MB

 U-IDE98搭載・メモリ増設

  その後、SCSIボード(I−OデータのSC-UPCI)を増設して内蔵MO(I−OデータのMOF-640B)を取り付け、メモリも96MBに増設し、さらには、これもI−OデータのU-IDE98+UHDI4.3G/98で武装したのですが、
ALL Text Scroll DD Read Write Drive
13002 13426 14261 25378 10624 23286 324 4 8385 8337 A:10MB
 と、ベンチ上では劇的な変化はありませんでした(Read/Writeは大幅アップですが)。HDBenchのバージョンが違うこともあるのかもしれませんが、イマイチ納得がいかない状態が続きました。ただし、体感的には速くなりました。・・・Ver.2.51
←U−IDE98

                                             MMX−Pentium233↓
インターネット開始・「どるこむ」を知る
 そんな折り、いよいよインターネットを始めることになり、「どるこむ」というページを発見したのです。この後この「どるこむ」にはお世話になりっぱなしです(感謝)。 このページでMillenniumの高速化を知りました。「MCLK」というものです。我が家のマシンでは70で安定動作しています。
 その結果、ベンチ結果は次のように劇的に変わりました。やはりグラフィック関係が向上すると体感的にもかなりの違いを感じます。(上段Ver.2.51 下段Ver.2.56)
                                            
ALL Text Scroll DD Read Write   Drive
16002 13397 14223 36452 13196 33873 453 3 8257 8165   A:10MB
                    Memory  
16434 16333 14448 36369 13523 33838 450 4 8257 8257 13528 A:10MB

                                             

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