PC-9821Xv13/W16のたどった道(3)
スキャナ接続 ホームページ作成を始めて、デジタルカメラを購入しましたが、それだけではちょっと不便ということでスキャナも購入しました(CANONのFBS620S)。SCSIボードも装着済みだしケーブルをつなげばOK、と思ったのですが・・・。スキャンしようとすると「スキャナが接続されていません」というメッセージが出ます。何度もやってみましたが同じです。コントロールパネルのシステムではきちんと認識されています。「これは不良品か?」と思い、メーカーに問い合わせたところ、I−0データのSC−UPCIでは不都合が起こるとのこと。 早速SC−UPCIの説明書を見てみたところ、「スキャナが認識されない場合」という項目がありました。ボードのBIOS設定をしなければならなかったのです。BIOS設定はIDスキャンの時に「INS」です。毎度トラブルが起きますが、I−Oデータのホームページで具体的な設定項目を調べ(サポートのページ)、BIOSを設定することにより、無事動作するようになりました。(1999.5.10) |
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HDD増設 I−OデータのUltraSCSIの4.3GBハードディスクが19,800円で売っていたのでAp復活用に購入しました。そこで前回のAp復活作戦の時に使用した、元Xv13のHDD(1.6GB)を増設することにしました。標準で搭載されているHDDはマスターに設定されていますから、スレーブに変えてやる必要があります。ジャンパピンを探しましたがありません。よく観察するとディップスイッチで変更するようになっていました。基盤に書いてありますのですぐわかるでしょう。とりあえずはスレーブのドライブにWindows95がセットアップされたままの状態で接続し起動すると、なぜか起動ロゴがWindows95になりました。まさかスレーブのHDDから起動しているわけではないと思いながらも少し不安になりましたが、特に問題はないようです。きちんと認識もされています。しかし、こちらのHDDは1.4GB+200MBにパーティションを切ってあったので、一つにすることにしました。 Windows98起動ディスクで起動し、「FDISK」を実行します(DOSプロンプトでも良かった)。装置を「2」に変えて領域を2つ削除してから改めて一つの領域を作成します。その後コンピュータを再起動し(ディスクは抜きます)、マイコンピュータからこのHDDをフォーマットして完成です。起動ロゴもちゃんとWindows98に戻ったし、これで自称「Xv40/W43」が「Xv40/W59」になりました。 K6−IIIもだいぶ安くなってきたようで、財布に少し余裕がある今、また何かやりそうな予感がします。(1999.5.27) |
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K6−III/400へ |
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好奇心だけで交換 今さらという感じもしましたが、実売価格が1万円を切ったということで衝動的にK6−III/400を購入してしまいました。通信販売で購入しましたが、2.4V版が送られてきました(2.2V版はあまりないようです)。MVR-MX2には2.4Vの設定がありませんので、ちょっと不安もありましたが電圧オーバーの2.5Vよりはいいだろうということで、K6−2の2.2Vのままで装着しました。電圧変更がないので、2ndキャッシュを抜いて(何となくもったいない)、CPUを交換するだけです。 1回目の起動ではSCSIが認識されず、2回目ではSCSIチェックでフリーズ、ちょっと冷や汗が出ましたが、3回目は問題なく起動しました。その後一度電源を切ったときに、次の起動でまたSCSIチェックでフリーズしましたが2回目は無事起動しました。これを書いている時点では数時間しか経っていないのではっきりしませんが、今のところ何とかなっています。原因は不明のままです。 過去のCPU(左上K6-2/400、左下MMX-Pentium233、右下Pentium133)→ |
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BENCH結果は思わしくない さて、速くなったのかというと、あまりよくわからないというのが実感です。大きなアプリケーションを使うときには差が出るのでしょう。早速HDBench(2.61)で測定してみたところ、何と数字が下がってしまいました。全体的にごくわずかに下回っています。長い間の使用でのファイルの読み書きによってHDDのRead、Writeが下がったのが原因かもしれません。デフラグをすれば改善されるかもしれません。ライトアロケートの設定等の手段があるようですが、よくわからないので今後の課題とします。 今回は好奇心から始めたことですから、遅くならなければまあいいのですが、何となく納得のいかないパワーアップ(?)です。 (1999.11.19) |
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CPUファン交換 K6−2時代は標準の付属ファンで済ませていて、K6−IIIでもそのままつけていたのですが、「どるこむ」の掲示板で「それは無謀だ」というようなご指摘を受けたので「SANYO」のファンを買ってきました。この製品は電源コネクタの形状が違ったため、変換ケーブルを別に買わなければなりませんでした(別の店ではケーブル付きで売っていた)。HDDの電源から取ると良くないような話を聞いていたので、CD−ROMの電源から分岐させました。それまでもトラブルはなかったので変化はありませんが、何となく安心です(ファン自体の重さ等、作りが違う)。 |
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CD−R購入 前々から欲しいとは思いながら、特に何のためにということもないので我慢してきたCD−Rですが、ちょっと財布に余裕ができた隙に衝動買いしてしまいました。内蔵タイプにするか迷ったのですが、電源の問題もあるし、Ap復活作戦にも使用したいということで外付けにしました(機種を替えても使えるし)。1枚バックアップ用にCD−ROMをコピーしてみましたが(許諾権には違反していません)、思ったよりも時間がかかります。これで8倍?という感じです。また、内蔵のCD−ROMが遅いので(6倍速)、直接コピーすることもできません。 CD−ROM読み込みの速度は24倍速ですが、音は気になるほどうるさくありません。ただ、トレイにディスクを載せたときにイジェクトボタンが押しにくいという点が気になります。ともあれ、久しぶりにトラブルが発生しないパワーアップでした。 |
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これでいいことに ちなみに、K6−IIIにしてからライトアロケート等いろいろやってみましたが(といってもあまり理屈がわかっていない)、ベンチ結果はあまり変わりません。HDDのデフラグによってRead/Writeは改造の初期の数値に近いところまで戻りました。体感的には何となく速くなったという感じです(最近大きなアプリを使って仕事してないからわからないだけかも)。PentiumIIIやAthronの機種がどんどん値下がりしていることを考えるとこれ以上はこのマシンにお金をかけることもできないので、これでいいことにしました。 (1999.11.29) |
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