日高地方

静内から富良野方面へ    新冠から富良野方面へ
 日高支庁は太平洋と日高山脈にはさまれた平野部の少ない地方です。海岸線から内陸に向かう道は236号線を除きすべて途中で戻ってくる形になっています。このため、どこかに抜ける道というものはほとんど存在しません。管内の町村も(市はない)あまり大きな町はないので、抜け道を必要とするほどでもありません。浦河から少し内陸を走り続けて静内を経由してさらに抜けていく道がありますが、この中で走ったことのある静内からの道を紹介します。
 この管内を走る国道は、235号線236号線237号線336号線が主なものです。
                                                                        室蘭方面へ
 
静内から富良野方面へ
 静内に行く目的といえば(地元の人は別です)、GWなら桜、それ以外なら馬でしょう。個人的には、馬なら隣の新冠の方がいいと思いますが、それはさておいて・・・。静内の街の中から桜で有名な二十間道路に向かう道があります。道道はあまり番号を気にしたことがありませんが、この道道は71号線です。桜並木へは途中この道道からそれますが、道道は二十間道路の中間点あたりを横切るようにして新冠へ向かいます。周りは牧場ばかりですが、有名な競走馬のふるさともあります。途中分かれ道もありますが、この道道71号線に沿って走り続けると、36KmほどでT字路に出ます。左折すると厚賀という海岸線に出ますが、ここを右折します。そこから7Kmほどで平取への分岐点があり、そちらに向かう車もあると思いますが、この道道は貫気別という方へ向かいます。さらに33Kmほど走ると二部谷より少し富良野よりの地点で237号線に出ることができます。しかし、その7Km手前で、ほとんどの車が左折するのを無視して直進すると、細い峠道(舗装はされている)を9Kmほど走って振内というところで237号線に出ることができます。こちらの方が13Kmほど短縮できますからおすすめです。
 この区間は、地図を見るとすごい山の中を走るように感じますが、峠のような部分はほとんどなく、カーブはあるものの予想外に平坦な道であることに驚くでしょう。川に沿って走るとこうなるのでしょう。

                                                                        室蘭方面へ
   
新冠から富良野方面へ
 最近は競馬がブームで若い女性でも「オグリキャップ」「ナリタブライアン」という名前は知っていると思いますが、これらの馬の故郷となる牧場が新冠にあります。新冠から苫小牧方面に走り、市街地を抜けてすぐ右に曲がる道があります。曲がってすぐのところに展望台もあり、「サラブレッド銀座」と呼ばれるほどたくさんある牧場を見渡すことができます。牧場を両側に見ながらこの道を走り(途中にオグリキャップやナリタブライアンの故郷があります)、やや牧場がとぎれたあたりで「東川」という標識が現れますので、それに従い左折します。12Kmほど走ったところが東川ですがそこを右に折れて8Kmほど走ると、静内からの道道71号線に出ます。これ以降は静内からのところを参照して下さい。

                                                                        室蘭方面へ

                                                                        室蘭方面へ

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