作成1999.4 更新2000.9.13
国道237号線 | 旭川−浦河(160.8Km) | ||||||||||||
旭川からまっすぐ南下し日高に抜ける国道です。途中富良野からの20キロ弱は38号線との重複区間になります。旭川から富良野までは交通量も結構ありますが、38号線から分岐してからは田舎の山道です(道路はきちんと整備されています)。 旭川を出てちょっとすると452号線が右に分岐していきますが、10キロも走るとその先はまだ工事中で開通していません。工事が終了して開通すれば夕張がかなり近くなるでしょう。 この分岐点から15分程度で美瑛に着きます。最近「美瑛の丘」が写真等で有名になりましたが、私などは見慣れているせいか、ただ何もない丘としか感じません。なお、富良野側から走ると、千代ヶ岡で旭川空港に向かう道が分岐しますが、そこからちょっとの所に無人速度測定器がありますから注意が必要です。美瑛から国道を左折して十勝岳連峰に向かっていくと白金温泉があります。一時小噴火があり、営業を自粛していましたが、最近は解除されて観光客でにぎわっています。写真でよく見かける「美瑛の丘」は美瑛と上富良野の間の峠付近を指します。このあたりはラベンダー畑などもあり、ドライブインが並んでいます。天気が良い日に景色を見ながらコーヒーでも飲めばくつろいだ気分を味わえるかもしれません。また、私はまだ入ったことがありませんが、「トリックアート美術館」という、立体的に見える絵を集めた建物があり、結構人気があるようです。 このあとラベンダーに力を入れている上富良野・中富良野と続き、富良野に入ります。上富良野では「かみふらの地ビール」が飲めますが、ドライブ中は自粛しましょう。富良野付近については38号線を参照して下さい。38号線から分岐すると、交通量がグンと減り快適なドライブが楽しめます。12〜3キロほど走ると金山を過ぎて峠に入りますが、峠といってもそれほどきつくなく走りやすい道です。峠を下りると、寒いことで有名な占冠です(年に何度かは道内の最低気温になる)。占冠の街(といっても小さいものですが)のちょっと手前を左折するとトマムに行けます(いろいろあって営業していない施設もありますが、まだ営業を続けている宿泊施設もあり、スキーやゴルフなどはできると思います)。 占冠を過ぎるとまもなく日高支庁に入ります。沙流川に沿った渓谷の中を走るような道を通り、アイヌ問題で知られる二風谷・平取を経由して富川で海岸に出ます。この国道は浦河までということですが、235号線との重複区間になるため実質的にはここで終わりです。富川から先は235号線を参照して下さい。 |
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