作成1999.4 更新2000.9.13
国道239号線 | 網走−留萌(149.4Km) | ||||||||||||||||
網走を起点としていますが、興部までは238号線との、名寄−士別間は40号線との、苫前−留萌間は232号線との重複区間ですから、実質的には興部と苫前を結ぶ道路と考えても良いと思います。オホーツク海と日本海を結ぶ数少ない国道です。重複区間についてはそれぞれの国道を参照して下さい。 興部から内陸に入り、しばらく直線が続いた後、カーブの連続になります。それを過ぎると西興部に入りますが、ここにある「森夢」(りむと読みます)は最近流行している半公共のミニ温泉です(温泉かどうかわかりませんが大浴場を持っています)。サウナもありなかなか良いと思います。私は下川に住んでいた頃よく行きました。 さらに進むと「天北峠」という峠があります。昔オホーツク海方面を「北見国」、道北地方を「手塩国」と言っていたことからつけられた名前でしょう。大きな峠ではありませんが傾斜のきつい部分もありますから冬期間は注意しましょう。 峠をおりて10分ほど走ると下川に入ります。最近、各地の冬祭りに「アイスキャンドル」が欠かせなくなってきていますが、元々は下川町が始めたことで、「アイスキャンドル祭り」はなかなかきれいです。また、町民や観光客が石を積んでどんどん延び続けている「万里の長城」もなかなかです。時間があれば石を積んでみましょう。私は下川町に10年間も住んでいたのに結局石を積まないうちちに引っ越してしまいました。下川−名寄間は通学や通勤で少し交通量が増えます(といっても大したことはありません)。元町民として宣伝すると、手延べのうどん・ひやむぎがおいしいのでぜひ一度食べてみて下さい。 下川から20分ほどで名寄に入り、40号線と重複して士別から日本海側へと向かうことになります。士別からもずっと山の中を走るという感じが続き、小さな峠を越えてから275号線と交差して(実際は2キロほど重複している)霧立峠へ向かいます。霧立峠は登り始めてからおりるまでの距離はかなりあり、カーブも結構ありますが、道路も整備されていて運転はそれほど苦になりません。その後もずっと山に囲まれた道を走り続け、峠の最高点から1時間弱で海岸線に出ます。 海岸線が見えたところでT字路になりますが、左折すると留萌方面になります。ここから先留萌までは232号線を参照して下さい。 |
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