作成1999.4   更新2000.9.13

国道232号線 稚内−留萌(128.8Km)
 ここは留萌からスタートしてみましょう。留萌中心部から一度旭川方面に向かい、市街地が終わるあたりを左に折れていきます。その後は左手にずっと日本海を眺めながらのドライブになります。12Kmほどで小平に着きますが、その間塩見・臼谷といった海水浴場を通過します。夏は多くの人でにぎわい、道路も混雑します。
 その後もひたすら海岸線を走り、13〜4Kmほどのところに鰊番屋である旧花田家番屋があります。ここには道の駅もあり、多くの人が車を降り見学するところです。鰊漁が盛んだった頃、網元はそれだけで御殿が建ったといわれるほどで、その建物が保存されています。ここから2〜3Kmのところには鬼鹿という海水浴場があり、こちらも結構大きいので夏はにぎわっています。
 さらに15Kmほどで苫前に着きますが、ここは特にこれといったものはありません。苫前の街の4Kmほど手前から士別方面へ239号線が分岐しています。苫前から8Kmほどで羽幌です。羽幌は留萌管内では留萌市に次ぐ町で、天売・焼尻へのフェリーが出ることから観光客も多く訪れます。羽幌には道の駅のすぐ近くに「サンセットプラザはぼろ」というホテルがありますが、最近流行のミニ温泉のようなものです。私は行ったことがありませんが、妻が「結構良い」と言っていました。
 このあと途中初山別という小さな村を通過しますが、遠別までの55Kmほどは何もありません。ひたすら海岸を走ることになります。遠別もそれほど大きな町ではありませんが、久しぶりの町という感じがすると思います。留萌からここまで夏の風のない日なら、日本海を見ながらの非常に爽快なドライブになるでしょう。ただし、冬はいつも風が強く、海岸に沿ってカーブも結構ありますから運転には注意が必要です。
 遠別からは少し海岸から離れ、20Kmほどで手塩です。昔この辺り一帯(上川の北部も含む)を「天塩国」と呼んでいた割には発展しませんでした。私は単に通過したことしかないのでどんな町かわかりませんが、大きい町という印象はありません。
 天塩から国道は一気に内陸に向かい40号線に合流します。その後は重複して稚内に行くことになるので40号線を参照して下さい。国道ではありませんが、天塩から海岸線を北上し稚内に至る道道もあります。整備された道ですから、天気が良ければ景色も良く、こちらを走るのも楽しいでしょう(ただし、途中何もありません・・・地域別編参照)。私としては、40号線と重複させずに、この道道を国道に昇格させたらいいのにと思います。
おびら鰊番屋 ほっと・はぼろ 富士見                         
道の駅ワンポイントアドバイス
富士見 道の駅に登録されてからこのあたりに行っていません。
ほっと・はぼろ サンセットはぼろという温泉宿泊施設と一体化しています。
おびら鰊番屋 花田家番屋のところの売店がいつの間にか道の駅になっていた。番屋を見学しましょう。

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