KOHJINSHA SC3 (2)

値下がりしてXP…そしてSKシリーズ
 今日何気なく工人舎のサイトを見てみると、何と昨年の夏に89800円で買った「SC03」が59800円に値下がりしていた。1万円下がったのは知っていたが、最近また下がったようだ。しかも、VistaからXPに変更になっている。
去年買うとき、「XPだったら良かったのに」と思っていたことが現実になってしまった。値下がりよりもこっちの方が悔しいかもしれない。あのとき59800円でXPなら、全く迷うことなく買っただろう。仕方がないといえばそれまでだが、ちょっとショックだ。
 SCシリーズがXPに変更になって、ACアダプタが2個ついて、4万円も値下がりしたのがショックだったのも束の間、今度は「SKシリーズ」というより小型軽量のマシンを発売した。SCシリーズは液晶のヒンジの後ろにバッテリーを装着するため、液晶がワイド型の割には、やや正方形に近い形をしている。この出っ張りがなければ最高なのに、何度も思った。そうしたら、その出っ張り部分がなくなって、ほんの少し薄くなって49800円ではないけれど100g軽くなって新登場したのだ。100g軽いとかなり違うだろうと思うが、それ以外のスペックがほとんど変わらないのであえて買い替える気にはならない。でも何となく悔しい…
  
Windows7 RC
 予想どおり、購入してから実際に持ち歩いて使った回数もそれほど多くはないまま半年以上が過ぎた頃、巷ではWindows7の話題が多くなった。もともとこのマシンはVistaではなくXPにしたかったのだが、その頃Windows7の発売前の最終評価版であるRC版が公開された。今までは完全サブというパソコンを持っていなかったこともあってβ版とかRC版というものを試したことがなかったのだが、このSC3は完全なサブマシンで、一時期使えなくなるということが起こってもあまり困らない。というわけでダウンロードしてインストールしてみることにした。
 ダウンロードしたファイルはiso形式で、一度DVDに焼かなくてはインストールできない。このDVD作成で一度失敗し、次に「できない」と言われているのに「アップグレードインストール」を試みて失敗し…。諦めて普通にやって何とかインストールすることができた。しかし、本当はCドライブを書き換えてしまうつもりだったのに、最初の選択で間違えてしまいDドライブにインストールされ、結果的にデュアルブートの形になった。
 最初はディスプレイドライバ、ネットワークドライバなどがうまくインストールされず、きちんとした状態になるまでに結構かかったが、なんとか普通に動作するようにはなった。
しかし、デュアルブートというのは起動時に選ぶのが面倒なので、どうせアプリを入れ直すならと、思い切って再インストールすることにした。
 まずはまっさらな状態にしようということでリカバリをして、Cドライブに新規インストールをした(このとき旧OSは「windows.old」というフォルダに格納される)。その後またドライバ関係などでいろいろとやることがあったが無事にWindows7のマシンに変身した。しかし、あまり速くなった感じはしない、ということでいろいろいじっていたのだが、Vistaの時にエアロを無効にしていたのが、どうやらインストール時の標準では有効になっているようなので、無効に変更するとそれだけで動作はかなり速くなった。スペックに余裕がないときはやはりエアロは不要だ。
その後Office、一太郎などをインストールしたが、その使用感はまだわからない。
Vistaより軽い、という評判に惹かれてインストールしてみたが、劇的な変化はない。起動は心持ち速いような気がしないでもないが…
 
エクスペリエンスインデックス
 今まであまり気にしたことはなかったのだが、SC3にWindows7を入れたので、比較の意味で「エクスペリエンスインデックス」というものを調べてみた。一種のベンチマークのようなもののようだが、実際の使用感と結びついているかは不明だ。というのは下の画像を見てわかるように、数字の上ではVistaの方が良い結果なのだが体感上は
Windows7の方が軽快に動く。昔からそうだが、今でもベンチマークテストの結果が即体感に結びつくということはないようだ。                                               2009.5

 ↑ Windows Vistaの結果

↑ Windows7の結果
 
超小型USBメモリ

 通常使っているUSBメモリのバックアップ用に新しいものを購入するときに、出っ張りが5mmしかないというBUFFALOの超小型のUSBメモリを買ってきた。SC3の場合SDカードを挿すと7〜8mm出っ張るためちょっと気になる。そこでこのUSBメモリを新たにReadyBoostで使用しようという計画だ。さらに今回は2GBなのでデータ保存にも使うという方針だ。
 しかし、S03に挿すとさらに2〜3mm出っ張るのだ。どうもUSBの差し込み口が浅いようだ。試しに母艦のデスクトップに挿してみると確かに5mm程度しか出っ張らないが、母艦に挿して使うために買ったわけではなくSC3に挿したままにするために買ったのだ。SDカードの差し込み口といい、これといい、本来であれば、小さなネットブックでこそ出っ張らないことが重宝されるはずなのに…。そこで、他のモバイルマシンではどうかと、Let's Noteにも挿してみると、何とSC3と同じだった。いわゆるUSBメモリの端子部分もかなり残っていて、出っ張り方が挿したままにするのをためらう形なのだ。仕方なく出っ張りを気にしながらも挿しっぱなしにしているが、これは何とかして欲しい。
                                     2009.8
 
 
Microsoft Office 2010 Beta
 Office 2010 のベータ版が公開されたので早速ダウンロードしてみた。最近は気になるものがあったらこのSCを実験マシンとして使っているので今回もということだ。Office 2007を半年くらい使っているが、未だにあの「リボン」というものになじめない。目的のコマンドがどこにあるのかさっぱりわからないのだ。だから「クイックアクセスツールバー」にたくさんのコマンドボタンを配置して2007が目指したであろう方向とは違う使い方をしている。
 今回の2010もその方向性は同じようだが、リボンは少し改善されたようで、直感的に使いやすくなっている感じがしないでもない。しかもリボンもユーザー設定できるようになっているようだ。1年近く使えるのでいろいろ研究できるかもしれない。                                           2009.11
 
Windows XP
 一度OSをインストールして長く使っていると、それが普通になってしまうのだが、RC版だから当然使用期限がある。それが徐々に近づいてきてこの後どうするか悩むようになってきた。Windows7が発売されたときに購入したファミリーパッケージはあと1台にインストールできるが、それをLet's NoteにするかこのSC3にするか迷うのだ。
 いろいろ検討した結果、やはりWindows7は少しでも処理能力が高い方がいいだろうということでLet's Noteにインストールすることにして、このSC3には、壊れた母艦(Grande)に使っていて今は余っているWindowsXPをインストールすることにした。元々、非力なマシンだからXPだったら良かったのに、と思っていたからそれが一番良い選択だろう。XPのインストールなら何度かやっているし、アップグレードではなくいわゆるダウングレードだから何も問題はないだろうと思っていた。唯一心配だったのは、一度使っていたOSだから認証が面倒だといやだな、と思っていたがそこは全く問題なかった。しかし、外付けのDVDドライブから新規インストール、LANドライバを入れて、SP3をインストールして、次はビデオドライバ、というところで大きくつまずいた。画面に何も映らなくなってしまったのだ。その後VGAモードを有効にして起動、などを繰り返したが再起動するたびに戻ってしまう。 
   いろいろ調べてみると、どうやらBIOSを1.1Dというバージョンにアップしなければならないようだ。アップグレードでないのにBIOSをアップデートというのも今イチ納得がいかないが仕方がない。BIOSのアップデートは何度かやったことがあるのでそれほど不安はないのだが、肝心の1.0DというBIOSファイルがどこにあるのかがわからない。工人舎のサポートページに行ってもドライバだけでBIOSはない。ネットでいろいろ調べると、どうやら韓国工人舎のサイトにあるらしいことがわかったが、なかなか見つけられなくて、かなりめげそうになっていたときようやく発見した。日本語のページではないが韓国語でもないので何とかなる。そしていざアップデートだが、今まではDOSのコマンドを入力するのが常識だったのにいつの間にか
Windows上で実行できるようになっていた。不安はないとは言っても、「Warning!」などと出るとちょっと緊張する。しかしやってみればあっという間に終わって無事アップデート完了。
 再起動すると、解像度はちゃんと1024×600になっていた。古いBIOSではその解像度が存在しなかったのだ。
その他のドライバも入れて完成!と思いきや、何やら「不明なデバイス」が残ってデバイスマネージャーで「!」がついている。何なのかがわからなくて、自動でやろうが、適当に選ぼうが全てはね返されてしまう。放っておけ!、と思ったが起動するたびに「新しいハードウェアが…」となってちょっと鬱陶しい。何かダウンロードし忘れたドライバがあるかと思って工人舎のサポートに行ってみると、何と数日前にはなかったのにさらに新しい1.1HというBIOSがアップされていた。中身は同じ「AFUWIN.exe」だが、「SC11H.exe」というファイル名でアップデートの手順が完全自動化されていた。再起動後、デバイスマネージャーの「!」は消えていた。いったい何だったのかわからないがとりあえずこれで「xp化」は終了だ。                                 2010.3
 
Kaspersky Internet Security 2010
 フリーソフトといえば、セキュリティソフトも「Avast!」のフリー版を使っていたが、Justsystemからのメールマガジンで、Kasperskyが特価で買えることがわかった。プラチナ会員の割引とか、保有ポイントとか、限定で1年延長サービスとかがついて2423円。2台にインストールできるから単純計算で1台1年600円程度ということになる。実はこのKasperskyには以前いやな思い出があるのだが、あのときは体験版だったから…、と信じて買ってみた。Avast!のアンインストールでちょっとトラブルがあったが、その後は全く問題なくインストール。その後も全く問題なく動いている。さらには、その後Ver.2011へのアップデートもされて、最新のセキュリティソフトで守られている。
                                                    2010.6
 
ラージバッテリー
 2010年は出張が多く、このSC3も活躍の場が多いのだが、そうなるとやはりバッテリー持続時間の短さが気になる。最近はブログもいろいろやっていて、夜ホテルに戻る前にアップしたいこともあるので、外に持ち歩くことも多い。そんなわけで、ラージバッテリーを買うことにした。純正品はどうしても高価なため、Amazonでサードパーティ製のものを購入した。写真のように若干色が違うが、4980円という純正品の半額以下というのが魅力だ。ただ、このバッテリーのせいなのかどうかわからないが、バッテリーを付け替えた後に起動すると液晶のバックライトが正常に働かない。一度ACアダプターを取り付けると、その後はバッテリー駆動でも問題ないのだが…。ラージをつけていれば4時間以上は大丈夫なので、途中で付け替えることはないと思うがやや不満だ。しかし、これでスタンバイ状態で持ち歩くことができるようになった。     2010.10
 
Office 2010 Betaの使用期限

 旅行などに持ち歩くこのSC3にはあまりソフトにお金をかけていない。そんなに使わないのに余裕はないのだ。だから「無料試用期間」というのをフルに活用している。MicrosoftのOffice2010もその一つで、1年近く使える計算だった。しかしいつインストールしたか忘れて、何となくこのままずっと使えるような気になっていた。実際、10月下旬の出張の時は使えていたのだが、久しぶりに起動すると
右のような画面が登場した。起動はするのだが、数秒するとこんな
 
 
画面になる。つまり「使えない」ということなのだ。ライセンスが切れるというのはこういうことなのだと納得して、仕方ないのでアンインストールした。
 出張先からブログアップのための画像処理に「Microsoft Picture Manager」を使っていたのだが、使えなくなったので「JTrim」というフリーソフトをインストールしてみたが、これが結構使えそうだ。その他、EXCELが使えないの不便だったのでその後「Open Office」をインストール。たくさんパソコンがあるとソフトの面で困るが、こういう使えるフリーソフトがたくさんあるから非常に助かる。                         2010.12

 

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