Endeavor Pro700L(5)
CD-ROMのトラブル Windows2000のインストールが無事終了したら、各種アプリケーションのインストールです。マシンを新しくするとこれが面倒なのですが、CD-ROMも速くなったことだし・・・。あれ?autorunを認識しない。マイコンピュータで見るとドライブアイコンが変わっていません。クリックすると、何とアクセスできないではないですか。Windowsのインストールの時は問題なかったのに理解に苦しみます。仕方なくSCSIのCD-Rに入れると問題なく起動します。とりあえずはここからインストールすることにしました。しかし、古い型なので読み込み24倍速です。せっかく40倍速があるのに納得できません。パソコン関係の掲示板や知り合いに聞いてもよくわからないようです。そんな中で気になることが一つ。IDE-RAIDはSCSIとして認識されるので、CD-R用のSCSIを競合しているのではないかというものです。SCSIカードのBIOSを切ってみたりしましたが変わりません。だいたいおかしいのはCD-Rではなく、IDEのCD-ROMなのですから当然かもしれません。 |
衝動買いの連続 それでも納得できず、BIOS非搭載のSCSIカードを買ってきて付け替えてみました。結果は予想通り全く変化なし。無駄金を使ったなあと思いながらも、次なる買い物へ。今度は「CD-Rも8倍速でもう古いから」という理由付けから新しいCD-R/Wを購入することに。Rewritableは必要ないのですが、最近では単なるCD-Rは見たことがないのでメルコの40/32/10倍速を購入しました。で、ついでにCD-ROMの部分にはATA66ケーブルをつけていなかったのでこれも変えることに。すると、何事もなかったかのようにCD-ROMも動き出しました。何とトラブルの原因はどうやらケーブルだったようです。勉強にはなったけれどお金も使ったなあ。 |
Networkのトラブル 新しくなったマシンで快適に作業をしていたのですが、ネットワーク関連でトラブルが発生しました。家庭内LANで接続されている他のマシンがある日突然見えなくなったのです。他のマシンからも同様です。このためプリンタを共有していたのも無効になりとても不便です。そこでマイコンピュータからネットワークのプロパティを見ると実際に装着しているLANカードの他に、「McAfee miniポート(正確なところは忘れた)」というLANアダプタが存在しています。Firewallソフトを入れた関係だろうとは思いましたが、何となく気分が悪いので削除しようと思ったら、これが削除できないのです。そんなことを何度かやっていると、この「miniポート」が起動するたびに増えていくではありませんか。中には削除できるものもあります。いったいどういうことでしょうか。 それはさておいて、TCP-IPのプロパティを確認しようとすると、「プロパティ」という部分がグレーアウトになっていて使えません。再起動して、コントロールパネル→ネットワークとダイヤルアップ接続→ローカルエリア接続→プロパティと進むと、「プロパティシートがすでに開かれていて、・・・・・・・・・ 使えません」というメッセージが出て、やはりTCP-IP等のプロパティを開くことができません。 |
ファイヤーウォールのアンインストール やはり例の「miniポート」が怪しい。というわけで、ファイヤーウォールのソフト(McAfee Personal Firewall)をアンインストールすることにしました。これでいいだろうと思い再起動してみると、またしても例の「miniポート」が増えるではありませんか。いったいどういうことだろう、といろいろ調べてみると、何とまだMcAfeeのフォルダが残っていてその中にはファイルも残っているではありませんか。何のためのアンインストールか、と思いながら手動で削除すると、ようやく「miniポート」が増える件は解決しました。しかし、完全になくすことは相変わらずできません。プロパティも開けないままです。私の知識ではもうどうしようもなく、とりあえずインターネットはできるし、という感じで妥協しました。しかし、それだけでは終わらなかったのです。 |
日本語変換(ATOK15)が・・・ いつものようにインターネットの掲示板に書き込もうとしたときです。「はじめまして」と入力してスペースキーを押したのですが反応がありません。フリーズか?と思っていると5秒くらい経ってから「初めまして」と変換されました。何事が起こったのだろうと思いながら続けるとまたしても同じ症状です。「一太郎12」をインストールしてすぐにおかしくなったわけではありません。タイミングとしては上に書いたトラブルの後に起こったのです。本家である一太郎を起動してみましたが、状況は同じです。もう訳がわかりません。 Windows2000には「イベントビューワ」というものがあったことを思い出し見てみると、アプリケーションログの所にエラーの赤いマークがずらっと・・・。青くなりました。次のようなエラーですが全くわかりません。
これと同じようなものが6種類あって、マシンを起動するたびに6個ずつエラーが記録されています。これはもうお手上げ状態です。Windowsの修復セットアップもやってみましたがだめで、こうなったら新規に再インストールしかないだろうとあきらめました。しかし、仕事の都合上あと数日はだましだましでも使わなければなりません。 |
RAID(ストライピング)に挑戦 ようやく仕事が一段落し、2〜3日マシンが使えなくてもよい状態になった2月の連休。意を決して新規インストールすることにしました。で、その日何気なく立ち寄ったパソコンショップでSeagateのBarracudaIV20GBが9980円だったのを見てつい買ってしまいました。もちろん2台です。せっかくマザーボードにRAIDがついているのだからやってみたいとは思っていたのです。しかもM/Bメーカー(MSI)に問い合わせた結果、このオンボードのRAIDポートはRAID専用で、ATAカードのようには使えない(HDD専用であることは知っていた)というので、RAIDをやらなければ宝の持ち腐れです。 |
NTFSで再インストール そんなわけで全く新たにRAIDを構築することになりました。ケーブルが混雑するので、RAID用にATA100シングルのケーブルも2本買ってきました。私の場合の手順は次の通りです。なお、Windows2000のアップグレード版のため、起動FDはありません。あらかじめWindows2000のCD-ROMを入れておきます。
インストール完了後は、各デバイスのドライバを入れたり、アプリケーションのインストールをしたりでかなり時間を使いました。これが面倒なんですよねえ。その後、前回起動用に使った40GBのHDDにFDISKをかけ、3つのパーティションに分けプライマリIDEにマスターで増設して、Windows2000からFAT32でFormatしました。パーティションは、データ用に20GB、バックアップ用に17GB、HP作成用に3GBで、ドライブ構成は次の通りになりました。 |
これで終わりかも SCSIデバイスをなくそうという考えもあったのですが、ちょっとお金を使ってしまったし、安定しているならば無理にやることもありません。HDDが3台になり3.5インチシャドウベイはすべてふさがり、5インチベイも残り一つです。あえてやるとすればDVDの増設か、IEEE1394ボードの装着くらいですが、今のところは考えていません。このマシンの改造もこれで終わりかもしれません。あと、改造ではありませんが、プリンタサーバが欲しいなあと思うこのごろです。 2002.2.27 |
再度現在の環境及び周辺装置 赤文字が変更点
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