作成1999.4   更新2002.9.15


国道12号線 札幌−旭川(145.2Km)
 札幌と旭川を結ぶ大動脈です。オホーツク海側や宗谷地方へ続く道でもあり、交通量も多くなっています。以前は帯広方面に向かう車も滝川までは一緒でしたからとても混んでいました。現在では帯広方面へは国道274号線の日勝峠を経由しますし、高速道路も平行し、国道も岩見沢付近で4車線区間がどんどん延びていますから、昔ほどは混雑しなくなりました。なお、美唄(岩見沢を過ぎてすぐのあたり)から滝川の入り口までは、国道として日本一長い直線道路で29.2Kmということです(市街地が続くので長い直線という印象は受けず、言われてみれば曲がっていなかったという感じです)。
 札幌を出て滝川まではずっと市街地を走り続ける感じで、「景色を楽しんだり」という道路ではありません。そのかわり、何か食べたくなったり、トイレに行きたくなったりしたときには、店がたくさんありますから困ることはないでしょう。交通量も多く、時間的にはかなりかかってしまうので、まっすぐ旭川まで行ってしまう場合、お金が許せば高速道路の方が快適です(3000円以上かかりますが、時間が半分以下ですから、私はここ数年高速ばかりです)。途中、まだ札幌を抜けきらない厚別と(JR線の下をくぐるところ)、野幌付近に無人速度測定器がありますから注意しましょう。
 また、最近になって、上り線では美唄中心部から約6km地点(光珠内から2km)と、下り線では奈井江の道の駅「ハウスヤルビ奈井江」から1.5kmほどのところにも無人速度測定器ができました。その後、途中砂川に「子供の国」というところがあり、国道から右に折れて行きますが、ここは高速の砂川サービスエリアからも行くことができます。ただし、駐車場ははっきりと分かれていますから、ここでは高速に入ることも、高速から出ることもできません。高速側からは「ハイウェイオアシス」と呼ばれています。
 滝川ではバイパスが建設中で、市街地に入る手前で左にカーブする地点を直進します。まだ途中までしかできていませんが、こちらを経由した方が圧倒的に速いでしょう。なお、バイパスが終了したあとも、同じ方向に延びる道を走り続けると、江部乙まで国道に出ないで走ることができます。
 「北の国から」の富良野へは滝川から38号線へ別れます。また、留萌へは深川から233号線へ入ることになります(深川は市街地を通りませんので、高速インターの入り口を反対に曲がりましょう)。なお、札幌方面に向かう上り線では、深川インターへの入口から札幌側に4Kmほどの所に無人速度測定器があります。
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三笠 ハウスヤルビ奈井江 たきかわ
 深川と旭川の間には「神居古潭」がありますが、道路が改良されて、蛇行した道路をトンネルで貫通しているために、国道からはあまりよく見えません。途中車を止めて徒歩で行くことになりますが、紅葉の季節は綺麗だと思います。神居古潭の道路は海水浴シーズンは大変な渋滞になります(約10キロの道に2時間かかったこともあります)。ほかに道はありませんから、道路脇で「ゆでとうきび」でも買って、のんびり行きましょう。なお、神居古潭のトンネルを抜けて片側2車線になってから1Kmあたりに上下線とも無人速度測定器がありますから注意が必要です。
 トンネルを抜けてちょっと走ると北海道第2の都市である旭川です。ちょっと走って坂を登りきると(左手に優佳良織記念館がある)、いきなり大きな市街地が現れて、盆地ということが実感できます。現在は市街地が見えるちょっと手前からバイパスが分かれていますので、市内を通過する場合はそちらを走るのがよいでしょう。
道の駅ワンポイントアドバイス
三笠 道路脇の産直製品を売っているところ、というイメージ。
ハウスヤルビ奈井江 トイレの入り口が変わっている。他には特になし。
たきかわ 平成12年4月登録。まだ行ったことがありません。

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