インスタントラーメンあれこれ

　インスタントラーメンを食べても、「ラーメンを食べた」という気分にはなかなかなりません。しかし、私は全く別な食べ物として愛用しています。だから、普通のラーメンのようにいろいろな具を載せたりということはしませんし、学生時代の名残でしょうか、鍋のまま食べるのがおいしい食べ物だと思っています。インスタントラーメンを料理の一つのジャンルとして考えると、なかなかおいしいものがあるようです。

袋入りラーメン編　　北海道で発売されているものはこんなところでしょうか。

　カップラーメンのような手軽さはないけれど、きちんと麺をゆでるということで、こちらの方がおいしいものが圧倒的に多いと思います。大きく分類すると、昔からある「油で揚げた麺」と「ノンフライ麺」に分かれると思います。ノンフライ麺の方が本物にやや近い感じですが、近いものを求めるなら本物を食べた方がいいでしょう。揚げ麺の方も最近では技術が向上して、かなりおいしいものが出てきています。しかし、最近感じることは「スープがおいしくなった」ということです。粉末と生みそ（しょうゆ）の両方を使うタイプが増えてきており、粉末だけでは出せない味を実現しています。北海道では、マルちゃん（東洋水産）、Ｎｉｓｓｉｎ（日清食品）、ハウス（ハウス食品）あたりがよく売れていると思います。ただ、手軽さの面で劣るためか、新製品はカップ麺に押されっぱなしという感じです。

カップラーメン編　　新製品が次々出るので全然追いつきません。限定でないものだけ。

　ＮｉｓｓｉｎＣｕｐＮｏｏｄｌｅ（いわゆるカップヌードル）に始まったカップ麺は、昔は麺が良くないのがスープにも影響を与えて致命的でしたが、最近ではかなり改良されているようです。魅力は何といっても手軽さ。種類も非常に豊富で、最近コンビニ独自のブランドなども出てきているようです。個人的には普通のカップ麺は「どん兵衛」に代表されるうどんタイプのものの方が好きで、ラーメンはあまり食べませんが、「ラ王」を代表とする生麺タイプにはかなりおいしいものが出てきていますし、それ以外にも結構おいしいものがあります（このページのために最近いろいろ食べてみています）。また、コンビニでは期間限定の変わりダネも数多く登場し、いろんなものを楽しむという点では良いでしょう。カップ麺では袋入りのメーカーの他に、カネボウ食品や明星食品のものもよく売れているようです。