Ravie G type RX
現在の職場に転勤したときに購入し、ノート型にもかかわらずCPUやHDD、さらにはキーボードも交換したりしたEndeavor
NT-1000は、4年ほど使用したところで液晶のバックライトが怪しくなってしまいました。その後もまだ使用できていますが、職場のメインとしては急に使えなくなると困るので新しいノートパソコンを購入することになりました。久しぶりのNECですが、今回はNEC
Directという直販サイトで購入しました。
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Windows
XP Professional 前回のノートは初めてのWindows2000でしたが、今度は初めてのWindows XPマシンとなりました。店頭販売モデルでは予算的に折り合いがつく型がWindows XP Homeしか選べないのに対して、直販モデルはBTOにより自由に選ぶことができます。Windows2000になれてしまった今となってはHomeエディションを使う気にはなれません。Professionalエディションを選び、メモリやCPUを下げないようにするために、市販モデルよりもHDD容量を少し減らし(40GB)、マルチドライブをDVD書き込みなしのモデルに落としました。 |
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Pentium
M 1.6GHz BTOで選べたのはPentium Mの1.5GHz・1.6GHz・1.7GHzの3種類で、1.7は発売されたばかりで差額が3万円近かったので1.6GHzを選びました。この後CPUの仕様がちょっと違うものも出てきましたが、今までがMobile PentiumIII 800MHzだったこともあり、十分に高速で快適な使用感です。メモリも今やほぼ常識的になった512MBを搭載し、全くストレスがありません。しかし、モバイルに特化した低電圧CPUとは言っても、周波数はけっこう高くなっていますからそれなりに発熱はあります。横の通気口から出てくる空気はけっこうな熱風です。 |
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14.1インチSXGA+ 今までは14.1インチXGAでしたが(当時はこれがメイン)、今回は14.1インチSXGA+になりました。SXGA+にこだわりはなく、むしろSXGA+なら15インチが欲しいところでしたが、液晶は選べなかったので仕方がありません。家で使っているメインマシンが17インチSXGAですから、それよりも広くExcelを起動したときには驚くほどでした。しかし、表示される文字は非常に小さく、けっこう画面に近寄って見る場面があります。まだ老眼が始まっていないからいいですが、あと数年たったら辛いかもしれません。それにしても、デスクトップ用の液晶は19インチでもSXGAで、その上はUXGAになり、SXGA+というものは存在しませんが、ノートの場合は逆にSXGAが存在しません。私は常々ノート型で15インチSXGAというのが一番良さそうな気がしているのですが・・・。 |
トリプルワイヤレスLAN スペック表には「centlino」と書かれていないので、無線LANモジュールがサードパーティ製なのだと思いますが、BTOで無線LANを選べるようになっています。ちょうどキャンペーン中で、通常10,500円かかるところを2,100円だったために迷わず選択、したはずだったのに何と忘れてしまったのです。注文の翌日に気がついてNEC Directに電話をかけること2回。最初はあっさりと「注文変更は受けられません」という返答だったのですが、粘りに粘って特別に注文キャンセルの形にしてもらえることになりました。改めて注文し直し、無事に無 |
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線LAN搭載マシンが到着しました。後からは追加できないようになっているので粘って正解です。トリプルワイヤレス、というのはIEEE802.11a/b/gの3種類に対応しているということで、128bitWEP対応であり、今現在家で使用している無線LANは11bなのですぐに参加できるはずです。ところが、その13桁の暗号を間違えて覚えていて(調べればすぐわかるのだが信じ込んでいた)、何日もつながらなくて悩んでしまいました。一時はあきらめるところまで行ったほどです。やはり何事もきちんと調べなければダメなようです。 |
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カードスロット デジカメが主流になってきて、最近のノートパソコンではけっこう一般的になっているようですが、このノートパソコンには通常のPCカードスロットの他に、CFカードスロット、SDカード・メモリースティック共用スロットがついています。私が持っているデジカメはCFカードのもの(CANON)とSDカードのもの(CASIO)なので、カードリーダなしで使うことができます。ただ、このスロットは変わった仕様になっていて、PCカードとCFカードは挿入しなければ特にドライブとして認識されていない(通常はどのマシンでもそうです)のに対し、SDカードとメモリースティックは初めから2つのドライブとしてマイコンピュータに表示されるのです。しかもこれのドライブレターが変更できないのです。職場で使うので、サーバー上のある特定のフォルダをGとHとし |
てネットワークドライブの設定をする必要があるのですが、この「H」がぶつかってしまうのです。再びNEC
Directに連絡しました(今度はメールで)。すると「仕様ですので変更できません」と返事が来ました。これにはやや怒ってしまい、「そんなバカな仕様があるか!このままじゃ使い物にならん!」と怒りのメールを出したところ、「検討させて欲しい」という返事。2日後に裏技的な方法が書かれたメールが送られてきました。要するに、SDカードとメモリースティックのドライバを削除してから、Dドライブの領域解放をして、改めて論理ドライブを3つ作るのです。それから再起動すればカードスロットについてはマシンが自動的に認識してドライバを入れ直します。その時点でドライブ名が2つ後ろにずれているので、新しい論理ドライブ3つをまた一つに戻すのです。こうやってもカードスロットのドライブ名は変わりません。これで無事Hドライブを確保することができました。ちなみに、デフォルトではHDDがシステム等のC、データ用のD、さらにはレストア領域の3分割されていました。なお、レストア領域はドライブ名が消されていて通常は見えないようになっていますので、一度ドライブ名をつけてから上に書いた作業をして、最後にドライブ名を消す、という作業が必要でした。「方法があるなら最初から教えてくれればいいのに」とも思いましたが、ちゃんと教えてくれたのでとりあえずは納得です。 2004.8.21
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HDD交換 大きな不満もなく3年ほど使っていましたが、やはり長く使っているとハードディスクがだんだんといっぱいになってきます。購入するときの予算の都合で40GBしか積んでいなかったのでなおさらです。USB外付けを使うという手もあったのですが、携帯用としてならいいですが、据え置いて使うにはやはり内蔵したいところです。 前マシンのNT-1000で初めてノートパソコンの蓋を開けるという経験をしたので、今回も迷わず内蔵HDDを交換することにしました。HDDはパームレストの真下にあって、底面にある数本のねじを外すだけで簡単にたどり着くことができました。全体を包み込むような金具が付いていて、それごと外してドライブを付け替えます。そしてそれを戻してできあがりです。写真を写しながらでも1時間足らずの作業でしたが、これで40GBから120GBになりました。 このときのHITACHIの120GBは8000円強で、ずいぶんと安くなったと感じましたが、その数年後には同じ価格でその数倍の容量が手に入ることになろうとは… |
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作業はいたって簡単で時間もかかりませんが、問題はこの後です。とりあえず作成してあったリカバリディスクで購入時の状態に戻し、SP2などのアップデートをして(この作業も再起動などがありけっこう鬱陶しい)、その後はワープロ・表計算などのアプリケーション、さらにはメールやインターネットの設定など。というわけで元通りになるには2〜3日かかりそうです。こんな時いつも「Norton
Ghost」があればいいのに、と思うのですが、そう思うのはその時だけでなかなか購入には至りません。 面倒ではあるが、毎日の仕事に使っているマシンだからのんびり作業しているわけにはいかず、大急ぎでの作業となりました。 今回はHDDの容量不足でものすごく困っていたわけではないので、全く実感なしのパワーアップでした。 2007.9.10 |
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ついに引退へ その後1年以上使っていましたが、シャットダウンの時に「終了を続行するかどうか」というダイアログが必ず出るようになり、「電源を切る」にしたのに、しばらくして戻ったらまだそのままだった、という状態になってしまいました。その他は動作がやや遅く感じられるようになった以外は問題なでしたが、こうなると新しいマシンが欲しくなってしまいます。 しかし、そんな折、我が職場でもようやく一人1台のノートパソコンが支給されることになり、ついに現役を引退することになりました。 とはいっても、家に持ち帰って、居間に置いて無線LANでネット用として使うことになりますからまだまだ現役かもしれません。購入時にドタバタした無線LANですが、職場では使うことがなく、6年強使用してようやく日の目を見ることになりました。NT-1000も同じように使っていましたが、遅くてほぼ使い物にならなかったのに比べて、このマシンは大きな不満もなく使えています。思い切ってXP Professionalにしたおかげでまだサポートも継続されて、XPのサポートが終了するまでは使いそうな感じです。 2010.11 |