作成1999.4   更新2000.10.2

国道453号線 札幌−伊達(88.8Km)
 最近国道に昇格したばかりの道です。札幌から支笏湖に行く道で、そのまま大滝村まで276号線と重複して、分岐したあと伊達に至ります。札幌では豊平で36号線から分岐して、真駒内を通過して南下していきます。真駒内までは当然のように車が多くなっています。ゴルフ場の入り口をいくつも通り過ぎて徐々に車も少なくなります。それからは山の中に入って行くわけですが、支笏湖の直前でやや峠のような状態になり、それを越えると支笏湖が目の前に姿を現します。支笏湖に出てから支笏湖温泉までの道は昔北海道では珍しい有料道路でした(現在は無料)。湖のすぐ横を走るためになかなかの景色ですが、カーブの連続ですから注意しましょう。
 なお、湖畔に出るちょっと手前で右に折れると「丸駒温泉」というホテルが1軒だけの温泉があります。最近改築して部屋も綺麗ですし、何といっても目の前に迫る湖畔を見ながらの露天風呂はおすすめです。
 支笏湖温泉にはあまり大きなホテルはなく、温泉地としてはマイナーなほうです。温泉街からは276号線として支笏湖南岸を走ります。こちらも湖のすぐ横を走るのですが、湖との間にちょっとした林がありあまり景色はよくありません。湖から離れてしばらくすると「美笛峠」があります。新しい道ができる前は未舗装のひどい峠道でしたが、今ではあまりカーブもない快適な道になりました。この峠を越えると大滝村で276号線と分岐して北湯沢温泉郷へと進みます。ここは大きなホテルもありますが、どちらかというと温泉保養地という位置づけのようで、病院がいくつもあります。途中にある「フォーレスト276大滝」という道の駅は非常に規模が大きく、「1億円」のトイレがあるということで有名です。
 ここを過ぎると、壮瞥までは狭くカーブの多い道となります。国道に昇格してから工事が行われていますが、全体が快適な道になるにはまだしばらくかかりそうです。壮瞥には温泉がありますが、すぐ横の洞爺湖温泉が大きいためか、あまり大きなホテルなどはありません。壮瞥を過ぎるとまもなく終点の伊達に到着です。
フォーレスト276大滝 そうべつサムズ
道の駅ワンポイントアドバイス
フォーレスト276大滝 とても大きな道の駅です。1億円のトイレが有名。100円のキノコ汁がおいしい。
そうべつサムズ これといって特徴のない施設です。

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