作成1999.4   更新2004.6.12

国道333号線 旭川−端野(106.5Km)
 旭川から上川までは39号線との重複区間で、上川から紋別方面への分岐点までは273号線との重複区間です。上川から遠軽まではJR石北本線に沿った形で進んで行くことになります。
 上川で39号線と分岐すると、分岐地点から7Kmほどの上り線に無人速度測定器があるので注意しましょう。さらに北見峠の手前で紋別方面への273号線と分岐し北見峠へと進みます。この峠は石北峠に比べて標高も低く(857m)、カーブも大きくなっています。その関係でJRはこちらを走っているのでしょう。網走まで行くなら、多少遠回りでも時間的には変わらないかもしれません(冬ならこちらの方が速いかもしれませんし、石北峠が通行止めの時の迂回路になっています)。現在北見峠の部分は、旭川・紋別自動車道(国道450号線)が開通していて、国道はいくつもカーブを繰り返しますが、高速はそこを背の高い橋などでまっすぐに突っ切っていくために冬道の安全性という点で圧倒的に優れています。現在はまだ通行料が無料ですからほとんどの車がそちらを通ると思われます。
 峠をおりると、右側に「北大雪スキー場」がありますが、結構離れていますので国道からは見えません。まもなく白滝村ですが、食べ物のしらたきとは関係ないと思いますが、大学時代に運送屋の中継地点で荷物を積み替えるとき、こちら方面にやたらと「しらたき」が多いなと感じたことがありました(余談です)。
 このあたりから丸瀬布まではカーブも少なく快適なドライブが楽しめますが、レーダー測定もよくやってますからスピードの出しすぎは要注意です。なお、旭川・紋別自動車道は今のところ丸瀬布までが工事区間となっています。
 この先16キロほど進むと、遠軽方面への分岐点から3キロほど242号線と重複し、佐呂間方面へ分かれていきます。途中に旭峠という部分が悪路でしたが、平成15年に自動車専用のトンネルができて(地域高規格道路の遠軽北見道路の一部)快適になりました。国道は佐呂間までは行かずに、若狭から右に折れて端野へと向かいます。ここからの道路は10年ほど前までは小さなカーブが多い砂利道で、とても国道とは思えませんでしたが、サロマトンネルができ、さらに数年前に仁頃からもトンネルが開通して快適な道になりました。最後のトンネルを抜けると端野で、右側にはスキー場とゴルフ場があるリゾート施設があります。ここで再び39号線と出会うわけですが、左折すると美幌方面へ、右折すると北見市内へと行けます。国道番号からいうと昔からの国道ではないようですが、先ほど書いたトンネル2本が完成してようやく立派な国道になりました。                     
とうま まるせっぷ
道の駅ワンポイントアドバイス
とうま 旭川近郊にできた初めての道の駅。それほど特徴はありません。
まるせっぷ トイレは別ですが、スタンプがある場所は靴を脱いで入るという珍しい道の駅です。

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