作成1999.4 更新2000.9.13
国道244号線 | 網走−根室(143.5Km) | ||||||
網走からオホーツク海沿いを東に向かって知床半島の付け根を横断したあと南下して根室に至る国道です。 網走を出ると、海岸沿いを4車線の快適な道がしばらく続きます。海がすぐそばで、とても快適ですが、パトカーが多いので注意しましょう。さらに進むと左手は海、右手は濤沸湖という細い部分を道路が走ります。途中左手に原生花園が広がり、夏はJRの臨時駅(原生花園駅)もできます。ここには駐車場もあり、お土産・軽食コーナーもあるのでちょっと休憩して海に出てみると良いと思います。 濤沸湖を過ぎるとやや内陸に入り斜手前8キロあたりのところから、334号線とつながって道内の国道で2番目に長い直線道路(15.9Km)がありますが、この国道はその途中から右に折れてさらに内陸へと進むことになります。 しばらくはカーブも少なく、交通量も少ない道路が続き快適なドライブが楽しめます。その後「根北峠」がありますが、小さなカーブはあまりなく苦もなく抜けてしまうでしょう。峠をおりるとたまにしかカーブがない平坦な道となり非常に快適です。そのまままっすぐ進み、海岸に出たところを右折すると羅臼からの335号線と重複して標津へと向かいます。 標津の街をまっすぐ通り抜けると国道は一時海岸から離れますが、ここはぜひ国道をそれて野付半島に行ってみましょう。両側を海に挟まれた非常に幅の狭い部分をまっすぐ道が走るとても珍しい光景に出会えます。半島の先まで行ったところには「トドワラ」という流木の集まりのような場所があり、観光地となっていますがそれほど見応えがあるとは言えません。見応えは何といっても海に挟まれた道です。 続きは右→ |
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さて国道に戻って、再び海岸線に出て30キロ近く海岸線を走りますが、天候に恵まれれば左手に北方領土を見ることができます。国後島なども意外と近く見えて驚くかもしれません。海岸線は「風蓮湖」というサロマ湖と同じような形態の湖のあたりで終わり再び内陸に入ります。そのあと10数キロ南下して44号線と合流して根室へと向かいます。 | |||||||
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