2013年 沖縄県(東横イン |
![]() |
走行距離
2日目 125km(石垣島)
3日目 21km(小浜島)
4日目 57km(西表島)
5日目 237km(沖縄本島) 6日目 なし
|
![]() |
|
7月28日 |
ることは難しい。当初は宮古島も含めていたのだが、それをカットすることでなんとかゆったり回ることができた。宮古島はまたいつか改めて来ることにしよう。 初日は旭川空港から羽田乗り継ぎで那覇まで。石垣空港が新しくなって、羽田−石垣直行便ができたということで期待したのだが、今ひとつ時間的に合わないので乗り継ぎ便にした。羽田空港では1時間以上あったので、いったん出て昼食 |
![]() |
のためにターミナル内を物色したが、いまひとつパッとした店がなく、3年前に同じように乗り継ぎの時に入ったラーメン屋へ行き、冷やし担担麺というのを食べたがなかなか美味しかった。羽田空港にも東京駅のようなラーメンストリートを作って欲しい。そしていざ沖縄だが、時間も少し長いのでクラスJを選んだ(旭川からは当初普通席だったが、空港でクラスJがあいているという案内があったので変更した)。乗り継ぎ2回で遅くなるからということで石垣島まで行くのをやめたのだが、後から思えば一気に行ってしまっても問題ないくらい沖縄の夜は長かった。 那覇空港から「ゆいレール」に乗ってホテルへ。チェックイン後国際通りを少し歩いて、暑いのでマンゴーアイスで少し体を冷やす。その後3年前に行った店に行こうと思ったのだが、けっこう遠く、日曜日で休みかもしれないということで国際通りで適当に選んで入った店はなかなか良い店で正解だった。店に入った当初はほとんど人がいなく活気がなかったが、徐々に混み始め、人気がある店のようだ。まあ、選 |
んだと言っても、店の前にあるメニュー表を見ていて店の人に誘われて入ったのだが、裏切られなくて良かった。最終的には「今日はお寿司が半額」という言葉で決めたので注文してみたが、寿司屋のように小ぶりな上品な寿司だった。とりあえずオリオンビールのジョッキで喉を潤して、刺身や石垣牛ステーキ、もずくの天ぷら、麩チャンプルー、沖縄そばを食べながら泡盛を飲んで、2人で1万円弱。今日は石垣牛のステーキが少し高かったから仕方ないが、いつもながらよく食べて飲む夫婦だ。しかし、今日の店は普通の居酒屋風だが「琉球ダイニング」ということで料理はどれも美味しかった。ただ、もずくの天ぷらだけは想像していたものではなくかき揚げのような感じだったのが残念と言えば残念だった(まずくはなかったのだが)。また、この店に |
![]() |
限ったことではなく、麩チャンプルーはどこで食べても実に美味しいし、泡盛は沖縄料理を食べながら飲むのが一番美味しい。麩チャンプルーは今回の旅行でもこの後何度も食べた(ホテルのバイキングにもあった)。 その後は途中のコンビニでちょっと買い物をしてまっすぐホテルへ。今日のホテルは今回の旅行のパックに含まれるホテル。ただ寝るだけだから(明日の朝はけっこう早い)ということで選んだ東横インで、まるで出張に来ているような感覚だった。
写真上段左から お通し(内容は忘れた)、刺身3点+海ぶどうセット、握り寿司8カン、麩チャンプルー(美味しい!) |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
7月29日 今日は9時少し前の便で石垣島へ行く。普段の生活と同じくらいの時間にサービスの朝食を食べて、「あまちゃん」を見てからタクシーで那覇空港へ。少し時間があったので免税店で時間をつぶし、サングラスを買おうということになったのだが、県外に出るのでなければ賞品を受け取れないということを初めて知り断念した(考えてみれば当然のことかもしれないが)。せっかく高いものを買う気になったのに…。それにしてもなぜ沖縄だけ国際線でないところに免税店があるのだろう。 石垣島に行く飛行機は去年秋田に行くときに乗ったような小さいものだと思っていたら、クラスJもついている本格的な飛行機だった。JALとANAの両方で数便ずつ飛ばしているのだから需要は大きいのだろう。ちょっと意外だった。 石垣空港についてレンタカーだが、今年の春に空港が移転したこともあって、ほとんどのレンタカー営業所がまだ新空港近くに移転できていない。そのため営業所まで行くのにとても時間がかかった(もちろん送迎だが)。飛行機が少し遅れて、荷物がなかなか出てこなくて、ということを併せて実際の行動開始は予定よりも1時間近く遅れた。石垣島は薄い雲がかかっている感じで「快晴」とは言えないが、暑いこともあって「天気が悪い」という印象はない。しかし、もう少し晴れていたらもっときれいだろうに、という場所はいくつかあった。 まずは玉取崎展望台。ここは景色を見るだけだ。凍らせたパインを1本食べて島の最北 |
![]() |
端を目指す。予定より行動が遅れたこともあってそろそろ昼食の時間だ。予定では「明石食堂」というところで八重山そばだったが、何と定休日。仕方なく少し戻ってこちらもガイドブック(空港に無料のものがたくさんあった)に載っていた「新垣 |
![]() |
← 古民家的たたずまいで 海が見えて良い環境だ ↓ 島豆腐もついて500円 安いし、とても美味しい |
食堂」へ行ったが。非常に混んでいたのでやめて他の店を探すことに。結局、道路沿いにあった「かーら家」という店に入ったがこれが正解だった(後で見たらここも同じガイドブックに載っていた)。ここも食堂ということで数種類のメニューがあったが、当初の予定通り「八重山そば」を食べる。沖縄そば、宮古そば、八重山そばの違いはよくわからないが、本島に比べるとやや細麺のようで、個人的にはこの方が美味しいと思った。 その後、島の最北端(こんな南の島の最北端にあまり意味はないと思うが)まで行って同じ道を戻る。島の幅が非常に細くなったあたりで分岐して西側の海岸へ。途中「ベイベール」というカフェに立ち寄った |
↓ パイナップルアイス |
のだが、人気があるようで非常に混んでいて想定外に時間を費やしてしまった。ここで食べたパイナップルアイスは珍しいことにシャーベット状のものではなくいわゆる「アイスクリーム」だった。非常に待たされたがアイスは美味しかったのが救いだった。 そして次はどのガイドブックにも「非常に美しい」と紹介されている「川平湾」だが、ここが上に書いた「もっと晴れていたら…」だった。それなりにはきれいだったが、「おおーっ」というほど感動できるものではなかったのが残念。そんなわけで、ここではあまり時間も使わず、次に行ったのは「唐人墓」。何となく行ったのだが、あまりに大したこともなくすぐに次の目的地である「やいま村」、そして日本最南端の鍾乳洞「石垣島鍾乳洞」へ。すぐ横 |
↓ 紅芋アイス |
に「八重山鍾乳洞」があって間違いやすいと何かに書かれていたが、やはり一度間違った。ナビが「目的地付近です」というのに欺されたのだ。まあ、それはともかくとして、この鍾乳洞、なかなか見応えがある。沖縄本島の「玉泉洞」よりも自然 |
そのままの感じで良い。 出発が遅れて、けっこう色々な所に行ったりしたが、やはり島自体が大きいわけではないので、ちゃんとレンタカーの返却時間前には全て見終わって(具志堅記念館に行きたかったのだが、それは省略)、ホテルにチェックイン。レンタカーの営業所からは距離があるのでタクシーを使うことになった。そこまではサービスしてくれなかったが、初めて使ったマイナーなレンタカー会社の印象は悪くはなかった。余談だが、ガソリンスタンドは多くないので、素直にレンタカー会社推薦のスタンドに行くのがいいかもしれない。 到着したホテルは、1階にフロントがあるが、それ以外には何もない感じ。部屋へはいったん外に出たところにあるエレベーターで上に上がる。エレベーターを降りた廊下はいわゆる「屋外」という南国ならではの造りだった。部屋は、豪華という感じでもリゾートという感じでもないが、床が木ではない不思議な造りで、窓からは竹富島がはっきり見える良い景色だった。サービスのウェルカムドリンクはパイ |
|
↓ ウェルカムドリンク |
ンジュースを選択(妻はシークワーサー)。サービスらしくない普通の大きさのドリンクで、ビールではないが喉を潤して満足。その後は三線ライブをやる「琉歌」という店を予約して、商店街をブラブラしてから行った。このとき、朝の名残でまた眼鏡屋さんでサングラスを物色したが、結局は買わなかった。 さて「琉歌」だが、行った時間が早いのかまだ客はパラパラ。予約など不要だったかな、と思いながら飲んでいたらあっという間に満席になった。系列の店が他に2軒あるようだが、どこも混んでいるようだ。どの店もライブがお目当てだ(後でわかったことだが、関東 |
↓ レンタカー1台目(フジレンタカー)![]() |
![]() |
にも支店がいくつかあるようだ)。最初は石垣島の地ビールを飲んで、その後はここでも麩チャンプルーをはじめいろいろな沖縄料理を食べながら泡盛を飲んだのだが、なかでも「ざるもずく」の量には圧倒された。写真のざるもずくは高さが十数センチあり、それが何と「小」なのだ。「大」はいったいどれくらいの量なのか。それはともかくとして、普段ほとんど食べない「もずく」だったが非常に美味しかった。 一通りのものを食べた頃にいよいよ三線ライブの開始。それに合わせて泡盛のおかわりを頼んだのだが、手拍子をしたり、「語り」に反応したりと、そんなにゆっくり飲んでいるという感じではなかった。非常に楽しいひとときだった。 当初は連泊でのんびりする予定だったが、やはり1泊くらいはリゾート的な所に、ということで、明日は小浜島に宿泊だ。その前に竹富島に行くが、時間的には余裕があるだろう。ホテルに帰って、ブログのアップをしたりして早めに寝る。 |
![]() ![]() |
写真右 「琉歌」の三線ライブ 楽しい「語り」に店全体が和み、 三線の響きに酔った。 最後はみんなで踊って… |
![]() |
写真上段左から ざるもずく(小)、石垣島地ビールとお通し 下段左から トマトスライス石垣の塩バジル、タカセ貝とイカのチャンプルー、麩チャンプルー、泡盛 さらにその下のパノラマ写真は、玉取崎展望台から石垣島東海岸の全景 |
|
![]() |
![]() |
7月30日 昨日ウェルカムドリンクを飲んだ場所で朝食バイキング。ホテルの雰囲気からしてあまり期待していなかったのだが、とても充実したバイキングだった。朝から麩チャンプルーを食べてご満悦。パインジュースもあるし、フルーツのパインはとても甘いし、食後のコーヒーもアイス |
|
コーヒーがあるし、満足の朝食だった。 そして今日からは本格的な離島巡りだ。とは言っても、日程の関係で竹富島・小浜島・西表島の3島しか行かない。余裕があれば最西端の与那国島にも行ってみたかったのだが、ここは飛行機を使わなければならないほど遠い。「つるかめ助産院」の舞台になった「黒島」はガイドブックにも詳しい説明がない程度だからあまり見どころはないのだろう。 |
![]() |
そんなわけで、まずは竹富島へ。ホテルからフェリーターミナルまでは歩いて5分もかからない。ここで「かりゆし周遊券」という、3日間乗り放題で4500円というチケットを購入。厳密には乗り放題ではないが、3日間同じ島に行くわけではないので実質乗り放題だ。単独での乗船券はけっこうな金額で、今回の計画では6360円かかるのでかなりお得だ。しかし1日あまってしまうのが何となくもったいない。ちなみに4日間有効の券は5000円で、本当に4日間使うとすれば相当お得になるだろう。 今回わかったことで、石垣島は石垣市だが、竹富島より西は与那国島以外はみんな竹富町だということだ。しかも竹富町役場は石垣島にある。変な話だと思ったのだが、それぞれの島と石垣島は比較的多 |
![]() |
写真上 かりゆし周遊券。2つの会社の船に乗れる。 左 周遊券を開いたところ。これを見せて乗船券をもらう。 下 小浜島に行くときの船 |
![]() |
くの船が航行しているのに対し、竹富島とそれらの島を結ぶ船はあまりないから、石垣島に役場があった方が便利なのだろう、と勝手に納得した。 さて、竹富島だが、フェリーターミナルの周りには見事に何もない。船に合わせてバスや水牛観光の送迎車が来ていて、それらに乗って集落まで行くというのが一般的なようだ。歩いて行けない距離ではないが、今の季節では暑すぎてとても歩く気にはなれない。大きな荷物をコインロッカーに入れたりしていたので、集団と違う車で集落まで行く。 |
||
![]() |
すぐに水牛観光の手続きをしたのだが、そこに荷物の預かり所があって、コインロッカー代を損したのが残念。 ↓ 水牛観光待合所の屋根に乗ったシーサー | |
水牛は牛の気分で歩くのでけっこう時間がかかる。まあのんびりして良いのだが、同じ時間なら歩いた方がたくさん見ることができる。水牛観光の会社が2つあって、コースが集落の半分ずつくらいに分かれているのだ。まあ、でも沖縄民謡を歌ったりしてなかなか楽しかった。 ← 竹富港フェリーターミナル。周りには何もない |
![]() |
↓ 八重山そば |
水牛観光を終えて、まだ昼には少し早いので集落を少し歩くことにする。まずは水牛ガイドの人が言っていた「なごみの塔」という竹富島で一番高い展望台へ(塔は4.5mで標高は24m)。もう少し何とかならないのかというほど急で狭い階段はとても危険で、ほぼ一人しか上れないから順番待ちでけっこう時間を使った。それでもそこからは赤瓦の独特の集落が一望でき、最高の眺めだった。 その後「西桟橋」という、昔港だったらしい所まで歩いてから集落まで戻ってきた。ちょうど昼時になったので、「かにふ」という店で食べることにする。水牛観光のおまけでワンドリ |
![]() ![]() |
ンクついていたので、シークワーサージュースを飲んで(ちょっと少なかった)、八重山そばを食べる(妻は石垣牛コロッケ)。昨日食べたものとやや似ている感じでとても美味しかった。ここでもやはりやや細めの麺だった。 この店の周りの塀というか石垣という感じの所におもしろいシーサーがずらりと並んでいた。下の写真のように、泡盛を飲んで寝転んでいるものや三線を弾いているものなど実に様々でおもしろい。 ↓ 写真下 様々なシーサー達。みんな写真を撮っていた 右上 かにふの入口 右下 石垣牛コロッケ → |
|
↑
左 デイゴの木。とても大きい 中 伝統的な琉球家屋 右 なごみの塔。上りきったところもとても狭い |
|
上の写真の中の琉球家屋は木造でなければ認定されないという規則があるそうで、今は新築する際に認定されたものだけが建築を許可されるそうだ。いわゆる「街並み保存」ということらしい。 左の写真は西桟橋の砂浜だが、日差しが強烈で、オートでの写真では露出オーバーになってしまうほどだった。それにしても海は実に美しい。 また、下の写真は「なごみの塔」から赤瓦の琉球家屋集落を写したパノラマ写真だ。右奥に見える島は小浜島のはず… |
|
そして次は今日の宿泊地である小浜島へ。竹富島から直接小浜島へ行く船はほんの少ししかないのでいったん石垣島に戻ることになる。ちょっと不便なような気もするが、10分で石垣島に着くのだからたいしたことないのだろう。石垣島では30分程度待って乗船。今回旅行に来るまでは、小浜島の方が大きいので発展しているのかと思っていたが、船は竹富島 |
便が一番大きいようだ(人口は小浜島の方が多い)。朝乗った船に比べると一回り小さい。そして、小浜島に着いてみるとターミナルもあまり大きくなく、 | ![]() ↑ 小浜港ターミナル。淋しい感じ |
|
↓ 初めての軽レンタカー![]() |
周りもやはり淋しい感じだ。しかし、こちらは港の周りに少しだけ店が並んでいる。竹富島ではほぼ必要のないレンタカー屋さんもある。ホテル送迎のバスに荷物だけ預けて、レンタカーを借りに行く。2時間で2500円の軽自動車だ。最初は1時間1500円で借りようと思ったが、1時間ではちょっと足りないよ、ということなので2時間にした。ガソリンは500円前払いだ。ちょっと高い気もするが仕方ない。見どころをいくつか教えてもらって出発。小さな島なので、地図の感覚がわからず、最初に教えてもらった曲が |
り角はあっという間に過ぎて戻る羽目になったが、戻るのもすぐでほとんど時間のロスにならない。 最初は360度パノラマの「大岳」へ。250段の階段を登り切ると美しい景色が広がった。その後は「こはぐら荘」や「シュガーロード」など、いくつかの名所を回って、車を返してホテルの送迎バスでホテルへ向かった。「ちゅらさん」で有名になった島だが、本来は素朴な島で、特別凄い見どころがあるわけではないし、「こはぐら荘」は普通に一般人が生活していて中を見ることもできない。「シュガーロード」と言っても、周りがさとうきび畑だからそういう名前になっているだけで、特別変わった道ではない。しかし、なんとなくのんびりした気分にはなる。 なぜか写真が残っていなかったが(写したはずなのに)、「細崎」という島の最西端からは西表島が目の前に見えた。 |
![]() |
小浜島には比較的大きなリゾートホテルが2つあって、今日はそのうち金額的に折り合いのついた「リゾナーレ小浜島」というホテルに宿泊だ。 |
↑ 大岳からの景色。見える島は石垣島。水平線が丸く見える |
島を回る前に送迎車に荷物だけ預けたのでフロントにあるのかと思っていたら、何とすでに部屋まで運ばれていた。最初から好印象だ。元々はゴルフ場がメインの施設のようで、アパートのような宿泊棟がたくさん建っている周りはゴルフ場だ。我々の部屋がある建物に入るところも、すぐそばにティーグラウンドがあった。そういえば去年からゴルフしてないなぁ。 部屋は「デイベッド」という、あまり必要のないものがついていて、それなりに広々としている。高低差のある敷地なので、窓からの景色は他の建物に邪魔されずなかなかだ。チェックインして荷物を片付けたら、まずはウェルカムドリンクを飲みにその施設まで歩いて行くと、そこはプールサイドだった。ドリンクはジュースもあったが、スパークリングワインにしてリゾート気分を高める。さらに、プールに足を入れて生ビールを一杯。まさに至福の時だ。それにしてもプールはまるで温水プールのような水温だ。 |
![]() ↑ リゾートっぽい広々とした部屋。デイベッドは不要 |
しばらくのんびりした後は夕食へ。今回はバイキングということで、クラブハウスレストランというところで食べる。これも、いかにもゴルフ場という感じの名前だ。バイキングだからあまり期待はしていなかったのだが、種類も豊富で沖縄料理もたくさんあり満足できた。 その後部屋でくつろいで、夜にビーチの方で星空を見るというイベントがあるようなので、敷地内を走るバスに乗って出かける。街灯などの明かりがない状態での星空は見事と言うしかない。流れ星を見ることはできなかったが夏の南の空の星空を満喫できた。ただ、夏休みで家族連れが多いせいか、子供の |
↓ プールサイドでスパークリングワイン![]() |
声が多く(夜遅いからグズる声が多い)、気になって場所を変えたりすることになっ |
![]() ![]() ![]() ![]() |
たのが残念と言えば残念。ここに来るまでにも、同じようなことが何回かあった。仕方のないことだが、のんびりするなら夏休み以外がいいのだろう。しかし、それは退職してからだ。 |
|
7月31日 沖縄4日目の朝は少し雲があるものの晴れ。ホテルの部屋から石垣島から昇る朝日がきれいに見えた。もう一つのリゾートホテルは西側にあるから夕陽が綺麗に見えるのだろうと感じた。両方見たかったという気も…。 |
↓ 左端の部屋からの景色は障害物もなく最高![]() |
|
![]() |
今日は西表島へ行く。本当はこういうホテルだから朝はゆっくりと過ごして、というつもりだったのだが、直接西表島に行く船が早い時間だったので、比較的早い時間に起きて日の出を見ることができた。 朝食は夕食と同じ場所でバイキング。朝からとても品数が多く、満足できる朝食だった。もちろん朝からパインジュースだ。 ← 沖縄そばの塩焼きそばもあった |
↓ 10秒おきくらいにシャッターを押して、これがベストタイミング |
小浜港から昨日来たときと同じくらいの船で西表島へ。小浜島の西端(細崎と言って、昨日写真を撮ったはずなのだがなぜか写っていなかった)から西表島は目の前に見えて、今日行く予定の由布島までは直線距離で2kmくらいしかない。しかし、小浜港は反対側にあるため、ぐるっと大回りするから30分くらいかかる。本当は行きたかった「黒島」を左手に見ながらまもなく大原港へ。 到着後は荷物を預けてすぐに仲間川マングローブクルーズだ。けっこう期待していたのだが、潮が満ちていないせいもあるのか思ったほどでもなくちょっと残念だった。しかし、「サキシマスオウノキ」という何とも不思議な形をした木は、船をいったん降りて近くまで行けたのでなかなか見応えがあった。写真では大きさがよくわからないが、手前の幅の広い部分でも背丈より高い、とても大きな木だ。戻るときにカヌーをしている子どもたちがいたが、やはりそういう遊び方をしないとおもしろくないのかもしれない。 |
港まで戻ってきて、荷物を受け取ってレンタカー会社に迎えに来てもらい、今日もビッツに乗って出発。当初は朝ゆっくりして、石垣島に戻ってから来るつもりだったので予定よりかなり早い時間だ。このため2日前に電話して返車を上原営業所に変更してもらってある。由布島を見たあとは西岸の方まで行く予定だ。 | ||
そんなわけで、まっすぐ由布島へ。昨日も竹富島で乗ったが、また水牛車に乗って島へ渡る。潮が満ちていないので歩いても十分行けるが、長靴でないと無理だ。水牛車は30分おきに出ているが、団体はそれとは別に動いているようで、個人客は我々だけだったので、由布島で一番大きい水牛車を貸切にして行った(実は帰 | ↓ サキシマスオウノキ。大きな木だ![]() |
|
![]() ↑ あまり新しい車ではない |
りも貸切だった)。由布島は何が凄いとか、見どころが、という感じでもない。昔はたくさんの人が住んでいて、台風で全滅したのを個人で復活させたという話だ。それでも、こどもの水牛が母親のミルクを飲んでいる姿と、「オオゴマダラ」というアゲハのような蝶の金色のサナギがとても印象的だった。 その後昼食を食べてからぶらぶら歩いて、小浜島が見える砂浜の近くの店でジェラートを食べて、この島での行動は終了。少し待って水牛車で戻り、再び車で西岸方面へ向かって出発。 |
![]() ![]() ↑ 由布島で、そーめんチャンプルー、豆腐チャンプルー、マンゴージェラート 西表島から由布島へ水牛車が → |
![]() ![]() |
← 左 水牛の親子 右 金色のサナギを持つオオゴマダラ ↓ 左 行くときの水牛車 右 帰りの車を引く水牛 |
![]() ![]() |
↓ 由布島から見る小浜島。目の前に見える |
途中1カ所だけ立ち寄ったが、ほぼまっすぐ上原港方面へ走り、港も何もないのでそのまま「星砂の浜」まで行った。靴を脱いで、真剣に星砂を探したが全く見つからない。小さすぎてわからないだけかもしれないが、5分くらいでは見つけられない。仕方なく少し海に入ってみたが水というよりお湯だ。ここで少しくつろいだ後は、西海岸を少し南下してみた。「西表カフェ」という店で水分補給をしたのだが、すぐそばに「浦内川」の遊覧船乗り場があった。当然乗る時間はな | ![]() ↑ 西表カフェ ↓ケーキセット |
いのでそのまま通り過ぎたが、雰囲気的に「仲間川」よりこっちの方が良かったかな、という気がした。しかし、日程的に西表島に泊まらないと厳しいので仕方がない。白浜というところまで行くつもりだったが(それ以上は行けない)、時間的に厳しくなってきたので、少し手前で上原港目指して戻ることにする。ちなみに、先ほどのカフェには店の外にテラスがあって、気持ちが良さそうだったが、あまりに暑くて冷房が効いた店内には勝てなかった。 |
![]() ↑ 星砂の浜から北の方向を見る。ずっと見ていてもいいくらいの美しい景色だ |
![]() ↑ 上原港ターミナル。比較的賑やかだ |
まだ十分明るく昼間のように暑いが、すでに夕方の4時半。そんな時間から約40分間船に乗って石垣島に戻る。3日間乗り放題の周遊券だが、まだ2日目。しかしこれが最後の乗船だ。日程に余裕があってもう1日乗ったらものすごくお得な周遊券になるのだが…。 石垣島は2泊目だが先日とは違うホテルで、今日はクチコミで良い評価だったとても小さなホテルだ。1泊目よりも少し遠くなって、荷物も持っているので離島ターミナルからはタクシーで向かった。部屋は広くないが、きれいにされているし、どうせ食事に行ってきて寝るだけだから問題なしだ。 一昨日のライブが盛り上がったので、その手の店にもう一度という手もあったが、やはり「石垣牛」を食べておこう、ということで「きたうち牧場」という人気がある店に行くことにした。昨年のガイドブックには「金城」となっていたので、予約の電話をするのに番号調べが大変だった。しかも、混んでいるので予約 |
は受けられないとのこと。仕方ないのでまっすぐ突撃したが、やはりとても混んでいて、回転寿司のように名前を書いて待つこと約30分。ようやく順番が来た。せっかくだから特上ロースとか特上カルビなどを頼んで美味しくいただいた。ビール | |
も美味しかったし、最後に食べた石焼きビビンバもなかなかだったが、全体的に言うと、特別石垣島っぽいわけではなかった。それでも石垣島の「泡盛」を飲んだということだけでも旅行気分で満足だ。
特上カルビ(左)と石焼きビビンバ(右)→ 今日も1軒だけでまっすぐホテルに帰る。ホテルの部屋では、チェックイン時にもらったクイズに取り組む。正解数によって景品が違う(ちんすこうの数)ということで真剣だ。しか |
![]() ![]() |
![]() |
しいくら真剣でも、「琉球の英雄と呼ばれた人物は?」など、わからないものは全くわからない。で、意地になってネットで調べて、全問正解の自信を持ってフロントへ。マスター(ホテルだからフロントの人と言うべきだろうが、マスターの方が雰囲気が合ってる)と一緒に答え合わせをして見事全問正解。左の写真がもらった景品。想定外にたくさん入った袋で驚いた。お土産を一つゲットという感じだ。 その後は満足して、テレビを見て、ブログを更新して、シャワーを浴びて早めに寝ることに。明日は沖縄本島に戻って平和公園と美ら海水族館だ。 こじんまりとした部屋 → |
![]() |
↓ ペンションのような小さなホテルだ![]() |
8月1日 旅行も終盤、沖縄本島に戻る日だ。石垣島を拠点にして離島巡りをしていると、何となく石垣島が本島のような錯覚を起こす。今日、沖縄本島に戻ることになって「ああ、ここは本島ではないんだった」と気づく感じだ。それくらい居心地がいい。 後ろ髪を引かれる思いながら、9:20発の飛行機で石垣島に別れを告げる。荷物があったので空港までタクシーを使ったが、ガイドブック |
↓ 新しい石垣空港は市街地から遠くなって少し不便![]() |
に書かれてある通り、15分程度で、約2500円だった。空港では飛行機が20分くらい遅れるので「おわび」ということで一人500円のお買い物券をくれた。今までにも飛行機が遅れるなんてことはよくあったが、他の空港でそんなことを体験したことはない |
のでちょっと驚いたし、得した気分になった。 ↓ こういうセダンは初めてだ |
そんなわけで、少し遅れて那覇空港に到着し、荷物が出てくるのがとても遅く、レンタカーの営業所に行ってからもけっこう時間がかかり(とても混んでいた)、当初の予定よりも1時間近く出発が遅れて昼近くになってしまった。 今日の最初の目的地は平和祈念公園にある「平和の礎」だ。ここに沖縄戦で亡くなった妻の伯父の名前が刻まれている。そこに花を供え、次に北海道の戦死者を祀った「北霊碑」に行くことにしたのだが、平成8年に場所を少し変えて改修したので、なかなか探すことができなくてけっこう時間を使ってしまった。 今日の沖縄本島はほとんど雲のない抜けるような青空で、平和祈念公園からの景色は見事だった。慰霊碑と美しさは関係ないのだろうし、何の慰めにもならないが、どうせならこうい |
![]() |
う美しい場所にある方がいい、と感じた。少し感傷的だろうか。 「平和の礎」の横にある「平和の火」 → ↓ 北霊碑。最初にできたのは昭和29年だそうだ |
![]() |
![]() |
そんな行動をとっているうちに昼はとうに過ぎ、時間がなくなるので昼食はコンビニ。我が家の旅行では1日くらいこういう日がある。今日はファミリーマートで、沖縄独特の「ポー玉おにぎり」。沖縄ではよく使われるポーク缶と卵焼きをサンド状にしたおにぎりで、想像よりもはるかに美味しかった。あのポーク缶はチャンプルーには必ずと言っていいほど入っているし、実に便利でおいしい。 ポー玉おにぎり。とても美味しい ↓ |
おにぎりを食べ終えたら、まっすぐ高速へ。ナビのいう通り走ったら、とんでもない田舎道を通って南風原南ICという所に出た。以前走ったときには那覇ICが終点だったから少し伸びたことになるが、反対側の終点は許田ICで変わらずだ。これ以上の北部には人も少ないのかもしれないが、名護までは伸びても良さそうなものなのだが…。 そしていよいよ最後の観光である「美ら海水族館」。私は10年くらい前に来たことがあるのだが、妻は新しくなってから来ていないということで今回のコースに入れたのだ。さすがに夏休みということでものすごい人出だ。それにしてもやはりあの大水槽は迫力だ。最近では似たような感じの施設は少しあるが、あれほど大きなものはここしかない。巨大スクリーンのようなところもいいが、頭の上をサメが通って行く箇所が一番楽しめる。まあ、そうは言っても水族館だからそんなに何時間も見るところがあるわけではない。レンタカーはすでに時間の延長を連絡してあ |
![]() |
るのでのんびりだが、見るものは見たということで、恒例のアイスで一休みして那覇へ戻る。帰りはナビでレンタカー営業所をセットして、那覇ICを出て那覇市内までは順調。営業所のすぐ近くまでも簡単に行けたのだがそこからがなかなか見つからない。結局営業所に電話をして、妻が車を降りて近くを探して、という騒ぎになった。まあ、それでも何とか時間内に車を返しすことができた。2時間くらい延長したのだが、元々の○時間以内に収まっていたのか、営業時間内だったからなのか、延長料金は取られなかった。なかなか良心的だ。 | ![]() ↑ 巨大スクリーンのような大水槽(左) 入口にあるジンベエザメのモニュメント(右) |
営業所からホテルまではそれほど距離はないのだが、大きな荷物もあり、旅行後半で疲れてもいるのでタクシーを呼んでもらってホテルに向かった。今日のホテルは大浴場と岩盤浴があって、それが付いているプランだ。今 | ![]() ↑ 美ら海水族館がある海洋博公園中央ゲート付近から伊江島を臨む |
|
↑ パインのアイス |
年の旅行には温泉がなくて、狭い風呂ばかりだったので大浴場はうれしい。 結構遅い時間になっていたので、チェックインしてすぐに夕食に出かけた。店の下調べなどは全くしていなかったので、初日に行った店に行くことにした。2回目なので、前回とは違う料理を選んでみたが、どれもなかなか美味しかった。 |
そんな感じで沖縄最後の夜を満喫しているうちに遅い時間になり、ホテルに帰ってまずは大浴場でくつろいでいるうちに岩盤浴の締切時間になってしまった。あせって受付に行くと「もう終了です」と言われたのだが、まだ2分くらいしか過ぎていなかったので「プランに入っているので何とか…」とお願いして入れてもらった。もう少し遅かったらダメだっただろう。危ない、危ない。このホテルでこれがなかったら全く意味がないのだ。 というわけで、ちょっと焦ったが1時間ゆっくり汗をかいて就寝。いよいよ明日は最終日だ。あと2日あれば宮古島にも行けたなあ。 部屋自体は普通だがやや広め → ↓ 上段左から お通し・島らっきょう・琉球島豚あぐー餃子・なーべーらーのみそ煮込み |
![]() |
|
![]() ↑ 県庁前駅からホテルを見る |
8月2日 いよいよ最終日。飛行機は午後だから、今日もレンタカーを借りて「識名園」あたりに行くという手もあったが、ホテルに廃車するレンタカーは高いし、まだお土産も買わなければならないので、荷物をホテルに預けてショッピングの時間にした。 とりあえず、ゆいレールで行ったことのない「おもろまち」に行き、免税ショップを探検。しかし特に買う物もなく牧志まで戻って国際通り。最近は送料無料の店が増えてきて、買った物をみんな自宅に送ったが、こんなことなら初日に買っておけば、帰ったときに届いていたのに、と反省した。まあ、 |
|
それはそうと、ホテルにあったパンフレットについていたクーポンをフル活用して、いろいろおまけをもらいながら歩いて最後は昼食。いつもなら「沖縄そば」で終わりそうなところだが、ずっと気になっていた「タコライス」を食べてみることにした。クーポンでジュースがついている店に入り食べた初めてのタコライスは、全くの想定外の美味しさ。こんなに美味しいものならもっと早くから食べていれば良かった、と思えるものだった。 ホテルで荷物を受け取った後はタクシーで那覇空港へ。少し時間があったので、また買い物。ここではベタなお菓子類と、さっき食べて感動したタコライスのレトルト製品を買った。 |
![]() |
帰りも羽田空港乗り継ぎで旭川までだが、往路と違い羽田空港ではあまり時間がない。それと、旭川行きは端っこの方のバス利用の搭乗口なので、夕食を食べている時間はない。かといって旭川に着いてからではちょっと遅いので(空港から家までの間にある店は閉まっているところが多い)、「空弁」を買って乗り込むことにした。妻は羽田空港限定のもので、私は新石垣空港開港祝いの「石垣牛焼肉弁当」。飛行機の中でドリンクサービスに合わせて食べたがなかなか美味しかった。 名所・旧跡・寺社・仏閣を巡るのが多い我が家の旅行だが、今年はひと味違うものになった。連泊でなかったので少し慌ただしくはあったが、美しい海に癒された旅行だった。 いつものことながら、来年はどこへ行こうか。 |