2001年
     
8月1日(水)〜6日(月)   5泊6日


 鹿児島県(指宿いわさきホテル)
 宮崎県(宮崎センチュリーホテル)
 熊本県(ホテル竜宮・・・天草)
 大分県(別府花菱ホテル)
 福岡県(西鉄ソラリアホテル・・・博多)

  レンタカー    ヴィッツ(トヨタ)
    走行距離
      1日目 115km
      2日目 250km
      3日目 280km
      4日目 270km
      5日目 175km
      6日目 なし
                合計 1090km

 




 ↑ いかにもリゾートホテルという感じだが、
          不景気のせいか宿泊客が少なく寂しい。

 

8月1日
 旭川空港から羽田乗り継ぎで鹿児島へ。羽田空港では1時間半以上の待ち時間があった。少し遅れて、午後3時に鹿児島空港到着。レンタカーを借り(昨年に続きヴィッツ)、即九州自動車道へ。鹿児島ICからは指宿スカイラインという自動車専用有料道路に入る。そのまま知覧まで行く予定が、途中分岐点を間違えて一般道に出てしまう。目的の「知覧特攻平和記念館」の閉館時間に間に合わず、池田湖を通過してそのままホテルへ(指宿いわさきホテル)。滞在型リゾートホテルで、なかなか設備は充実しているが、不況のせいか夏休みにもかかわらず宿泊客が非常に少ない。カメラの調子が悪くちょっと不安。
8月2日
 チェックアウト時にトラブル発生。車のキーが見あたらない。さんざん探したあげく、携帯の充電器にからまったまましまっていたのを発見。これで出発が15分遅れたものの、予定通り長崎鼻へ。海を挟んで見る開聞岳の景色は抜群なものの、それ以上のものはなかった。続いて前日時間が間に合わなく見ることができなかった「知覧特攻平和記念館」へ。入館料500円だったが、なかなか見応えがあった。その後指宿スカイラインで鹿児島入り。ちょっと空腹だったがまず一番に「維新ふるさと館」へ行く。ここは入館料300円で、街中にもかかわらず入館者の駐車料金は無料。しかも非常に見応えがあった。その後「くろいわ」という店で鹿児島ラーメンを食べる。とんこつだが博多とは違う独自の味・麺でなかなかおいしい。食後は西郷隆盛の銅像を見てフェリーで桜島へ(車ごとフェリーに乗るのは初体験)。桜島に着いて、途中展望台で休憩(散策)して、あとはひたすら移動。日南海岸を走るために宮崎自動車道を使わなかったのだが、流れが悪く時間がかかる。その割に日南海岸の景色は期待ほどでもなく、宮崎到着が遅れた分損した気分。宮崎はビジネスホテルで、夕食のために街に出る。インターネットで調べてあった「墨亭丸岡」という地鶏の店へ。残念ながらお目当ての軍鶏は入荷されていないということで食べることができなかったが、どの料理も創作性あふれる味で大満足。帰り際にお菓子屋さんで「何じゃこりゃ大福」を買ってホテルで食べる。イチゴとチーズと栗が入った大きな大福でなかなかおいしかった。

 
  ↑ 長崎鼻から開聞岳(薩摩富士と呼ばれている)を臨む。
                          いかにも南国の景色だ。
















  フェリーから桜島を見る。ちょっともやっていて、
    ↓      鹿児島市内からははっきり見えなかった。


 


 
 ↑ 綾町照葉大吊り橋。高さ142m、長さ250m。怖い。



 ↑ 熊本城本丸。暑かった!     
8月3日
 我が家の旅行としては異例の8:15チェックアウトという早い行動。予定を大幅に変更して、綾町の吊り橋の後まっすぐ熊本入りすることにして、まずは平和台公園へ。平和の塔の威容に驚くとともに、周りの埴輪公園にびっくり。あれほどの埴輪が並ぶとちょっと不気味だった。それにしても暑い。続いて綾町へ。途中から「これが2桁番号の県道?」という信じられない悪路(狭い)で大変だったが、何とか着いていざ吊り橋へ。想像をはるかに超える高さの吊り橋にちょっとびびる。その後、下から吊り橋を見た方が迫力があるので遊歩道へ向かったが、これが大変な道で非常に疲れる。疲れた後は先ほどと同じような「遊歩道のような県道」を20km近く走り、高速で熊本へ。今回のレンタカーにはカーナビが着いていて重宝していたが、熊本のレストラン付近を指定して、観光客が走るとは思えないような道を走ってその店の目の前に着いたときは感動。その後熊本城を見て(姫路城にはかなわないがなかなかの城だ)、宿泊先の天草へ向かう。途中「天草四郎メモリアルホール」に寄って、予定通り17:30ころホテル到着。別注文の料理も良かったが、なんと言っても部屋に着いている半露天風呂(温泉)が素晴らしかった。半露天といっても、大きな窓を全開にするとバルコニーのような場所に出ることができ、ほとんど露天風呂。広さもまずまずで、しかも天草の海に沈む夕陽を見ながらという絶景。大満足だった。



   展望台から見る天草五橋付近の景色。美しい。 ↓
 


 

8月4日
 朝から部屋の露天風呂で景色を楽しみ、朝食後今日も早めの行動に出る。知人に「活車海老」を送ろうと思ったら、夏は無理とのことであきらめる。今日の予定は高千穂峡・阿蘇山麓・別府温泉である。高千穂峡まではそれほど車も混んでいなく比較的順調。高千穂峡では渓谷でボートをこぎ(数年ぶりにこいだので、最初の5分くらいはふらふら進んだ)、昼食に「流しそーめん」を食べる。変な機械でぐるぐる回すのではなく、ちゃんと竹の水路に流れてくる麺をつかみ取って食べる本格派だった。量は少なかったが、雰囲気を味わうのが目的だから満足。次は阿蘇山。進むにつれて空は曇りがちに(暑いのだけれど)。「阿蘇ファームランド」という自然派テーマパークでおみやげを買ったりして、「大観峰」という展望台にも行ったが、やはり曇りがちでよく見えなかった。それから今日の宿泊地別府温泉に向かったわけだが、途中の道はひどい。四国でもあったが「えっ?これが国道」という道(現在新ルートを工事中だったが)を通って、最後は高速で別府入り。明治39年創業という別府最初のホテルということだったが、部屋はカビ臭いし、夕食のバイキングも信じられない狭さ。飲み放題も付いているプランだったのに落ち着いて飲む気にもならなかった。夜になると部屋の作りが古く防音がなっていないので外の騒音がうるさくて安眠できなかった。翌日わかったが別府温泉は「地獄めぐり方面か、ちょっと街から離れたリゾート系のほうがいいようだ。


 ↑ 高千穂峡、真名井の滝。ボートで間近に行くことができる。
 


↑大分自動車道、別府SAから別府湾を臨む。
 


↑ 海地獄入口。地獄よりも周りの庭園が美しかった。

 


↑ 福岡タワーから福岡港方面を臨む。福岡ドームがちらり。
 
8月5日
 ホテルに未練はないということで今日も早めの行動開始。まずは「地獄めぐり」なのだが、1カ所につき400円という入場料は、8カ所全部まわる券が2000円とはいえ、はっきり言って「ぼったくり」だ。結局一番大きいという「海地獄」だけを見る。まあまあだ。その後湯布院に行き駅前周辺を少し歩く。若い女性が好みそうな雰囲気だ。湯布院からはすぐに高速道路に入り、まっすぐ太宰府へ。3度目の福岡だが初めて天満宮に行った。受験を控えた甥・姪が3人もいるのでお守りを3つ買って、博多ラーメンを食べて博多に向かう。都市高速で福岡ドームまでまっしぐら・・・だったが、イベント中ということで中に入れなかった。仕方なく、20分くらい駐車場入り口で待って「福岡タワー」に上る。なかなかの景色ではあるが、それ以上のものはない(800円は高いなあ)。その後天神の「西鉄ソラリアホテル」まで行き、チェックイン後レンタカーを返しに行く。3年前と同じスタンドでガソリンを入れ同じ経路で車を返す。地下鉄でホテルまで戻り、3年前にフラれた餃子の店「テムジン」へ。小さな餃子だが、2人で40個をペロリ。美味しかった。その後3年前にも行ったワインのみ放題の店へ。2時間ほど飲み食いしてホテルに戻る。ひと休みした後、「屋台でも行くか」ということで外に出るが、屋台は激減していた。結局そのままかえって寝ることに。屋台が減ったのはとても残念だが、博多は何度来ても活気があって楽しい。今のところ3年に1度のペースで来ているので次も3年後か。
8月6日
 いよいよ帰る日だ。今日は少しゆっくり目に起きて、朝食後付近のデパートなどへ行く。チェックアウトは12:00なので、ぎりぎりにチェックアウトし、重い荷物を持ってまずは空港まで行く。空港では早々に搭乗手続きを済ませ、身軽になってから博多駅まで戻る。駅周辺で明太子やその他のおみやげを買い、昼食をとって空港に戻った。あとは帰るだけ。来るときと同じ羽田経由乗り継ぎ便なので、旭川に着いたのは18:45。家に着く前に久々の旭川のラーメンを食べる。やはりうまい。

 

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