1999年
   
   8月5日(木)〜8日(日)   3泊4日

 高知(黒潮本陣・・・中土佐)
 広島(リーガロイヤル広島)
 倉敷(倉敷ターミナルホテル)

  レンタカー    ミラージュ(マツダ)
    走行距離
      1日目 195km
      2日目 305km
      3日目 155km
      4日目  75km
                  合計 730km

 


8月5日
 高松空港に着いてすぐレンタカーを借り、「讃岐うどん専門店」を探す。しかし、入る店全てでメニューに「そば」が・・・。そばアレルギーの身として、同じお湯でゆでているかどうかを確認すると「そばはほとんど出ないから同じお湯」という答え。アレルギーのことをわかっていないね。多い少ないの問題ではないのだ。数軒の店に行ってみたが皆同じ。「讃岐うどん」の本場でこれはがっかりだ。結局あきらめて、妻はうどん、私は丼ものでガマンする。残念。
 そんなことがあって思いのほか時間をとられてしまい、高速道路を利用して高知に着いたときにはすでに夕方4時近く。しかも雲行きが怪しい。開館時間の関係で「坂本龍馬記念館」を見て、桂浜に行こうかと思ったら激しい雨。なんとか龍馬像まではたどり着いて記念撮影はしたが(ほんの数分で全身ビショビショ)、桂浜には行けず非常に悔しい。
 豪雨の中マイナーな道を走り、中土佐の「黒潮本陣」という宿に。とても趣のある宿で、料理も美味しく、部屋は太平洋が見える部屋・・・・だったのに、豪雨の原因は台風だった。屋根に沿った形の天井だったために騒音もひどく、残念な結果に終わった。でもそんなことがあっても良い宿だった。特に夕食の「鰹のタタキ」と朝食の「鯵の開き」は抜群。どちらも元々はそれほど好きではないものだったのに「うまいっ!」と感じた味は本物。


↓ 「黒潮本陣」の部屋。実に趣がある。                                


↑ 坂本龍馬像。
    写真ではわからないが豪雨だった。
8月6日
 中土佐から内陸の国道を通って松山に向かう。「えっ?これって国道?」というような細い道が切り立った山間を抜け、しばらく走って松山に到着。松山といえば道後温泉。ここではお湯に浸かるのではなく、「道後温泉本館」を見て、近くの店でうどんをいただく。高松でないのがちょっと残念だったが、なかなか美味しかった。
 そのまま今治へ向かい、西瀬戸自動車道へ。「瀬戸内しまなみ海道」という愛称の高速道路だが、まだ全線開通していない。しかも瀬戸大橋と違って、4車線で作られていなかった。橋ははじめから4車線の方がいいと思うのだけど。天気は特別良くもないが、前日の台風のことを考えれば上出来。景色もなかなか良い。
 瀬戸内海を渡り終えて山陽自動車道で広島に向かう。車で広島にはいるのは初めてだが、問題なくホテル(リーガロイヤル広島)に到着。当然のようにお好み焼きを食べに行き、ホテルと隣接する「基町クレド」を散策する。今回は「みっちゃん総本店」に行ったが、流れ作業で大量に焼いている光景は圧巻だった。
 
8月7日
 前回広島に来たときには平和公園で長い時間を過ごしたが、今回は時間がないので気持ちだけ黙祷し、まっすぐ倉敷へ向かう。
 倉敷も3回目だが、今回は「チボリ公園」というものができていた。特別すごいというわけではないが、夜の「ナイトファンタジー」はなかなか良かった。昼間一度行って、ディズニーランドのように手の甲に何か書かれていったん外に出た。その後ホテルにチェックインして美観地区へ。備前焼のマグカップを買って、「梅の木」という店でみそかつを食べる(この店も2回目)。その後ホテルで休んでから再びチボリ公園に行った。
 今回の旅行で一番の失敗はこの日のホテル。隣の部屋の音が筒抜けという感じで、フロントに苦情の電話を入れたほど。有名どころのホテルはすでに満室でとれなかったのだが、それにしても最終日がこれでは興ざめ。
 


 ↑ ナイトファンタジー前のチボリタワー。
     豪快なジャズに合わせた光のショーが素晴らしかった。
8月8日
 チェックアウト後一路瀬戸大橋へ。途中「予島」で休憩し景色を楽しむ。その後高松市内に入り、「ことでんそごう」というデパートのレストラン街でようやく「讃岐うどん専門店」(みんな専門店と名乗っているが、「そば」があるところは専門店とは認めない)を発見し、ありつく。高松は3回目だが、うどんを食べるのにこんなに苦労したのは初めて。空港近くでレンタカーを返し、空港まで送ってもらう。空港ビル内を散策していると、市内まで行って食べた「讃岐うどん専門店」の支店があるではないか。こんな事ならはじめからここで食べれば良かった。
  
 ←↓ 予島から見る瀬戸大橋。この島を境に形が変わる。

 

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